教育方法

教育方法

教育方法

本共同看護学専攻では、対面での集団教育および個人指導の教育方法に加えて、日本赤十字学園専用のひかり回線で結ぶ遠隔教育システムを活用した特徴的な教育方法を用います。同システムの品質の高い映像・音声によって、通常の対面授業とほぼ同様なリアルタイムの双方向授業が5大学間で可能となります。
大学まで来れない日は、パソコンでスマートビデオ会議システムを利用することにより、学外から受講が可能です。
学生の皆さんに、5大学の強みを生かした教育の場を設定するとともに、移動にかかる身体的・経済的な負担を軽減できるよう努めています。
また、社会人学生の受け入れに関しては、長期履修制度を設けたり、夜間開講などの時間割の配慮を行います。


長期履修制度について

職業を有している等の事情により、修業年限を超えて計画的に教育課程を履修し修了することを希望する旨を申し出たときは、4年の期間に渡る長期履修を認定することができます。ただし、定められた期日までに申請することが必要です。
長期履修認定後に履修期間の短縮を希望する場合は、2年次の2月末までに必要書類を提出してください。年度途中で履修期間の短縮をすることはできません。


遠隔授業のイメージ

日本赤十字学園専用の遠隔教育システム(ハイビジョン画像・高音質・双方向・リアルタイム)で、5大学の担当教員から同時に多様な教育・研究指導を受けられます。例えば、九州に在籍していても、遠隔授業で北海道の講義を受けることができます。もちろん、直接、北海道で受講することも可能です。



教育方法の特例

共同看護学専攻では、実務経験を有する有識者などの社会人を受け容れる場合の教育上の配慮として、大学院設置基準第14条(教育方法の特例)による教育を実施しています。適用が認められた場合には、以下の①~③の履修指導及び研究指導の方法を実施することができます。適用を希望する者は、事前面接の際に、研究指導を希望する教員に申し出てください。

  • ① 授業は、基本的に夜間及び土曜日に開講します。長期休業期間などに開講し、単位修得のための便宜を図ります。
  • ② 研究指導及び論文作成指導も上記と同様に便宜を図ります。必要に応じ、多様なメディアを利用して指導します。
  • ③ 授業科目、履修方法、履修指導、研究指導、修了要件等は、一般学生と同様です。履修計画の指導にあたり、講義・演習・研究指導等については、必要な場合、集中的に開講します。

課程修了までの履修の流れ


3年間の教育・研究スケジュール


教育課程等の概要


博士論文に係る評価について

日本赤十字九州国際看護大学大学院看護学研究科共同看護学専攻博士課程における学位審査に関しては、「日本赤十字九州国際看護大学大学院学位規程」の定めに従い行います。

学位論文審査基準

1.審査体制
審査は論文ごとに、共同看護学専攻を構成する5大学院博士学位審査委員会が提案し、連絡協議会が承認した5名の○合教員から成る専門委員会が行う。その構成は、主・副研究指導教員各1名を含む計5名とし、主査は、主・副研究指導教員以外の教員が担う。 専門委員会による審査結果は、博士学位審査委員会において博士学位論文の合否を判定し、最終的に連絡協議会が合否を決定する。

2.博士学位論文審査基準
審査の観点は、博士論文としての学術的価値、実践的な有用性、論理的な観点、完成度から、論文の水準を客観性、厳密性をもって判定する。

①看護学研究として学術的な貢献や社会的な意義を有している。

②研究方法ならびに成果が、独創性、論理性、体系性、実証性、新規性などの観点においてすぐれている。

③課題設定と問題意識の対応、課題解明と研究方法の対応、先行研究の整理・評価と結論の整合性などの論理的一貫性が保たれている。

④章や節の組み立て、脚注や引用方法、著作権の配慮など、学術論文としての体裁が保たれている。

⑤学術雑誌における査読付研究論文1編以上の掲載などの研究業績がある。

審査のながれ

博士論文受領

専門委員会による博士論文の審査

専門委員会による最終試験

専門委員会で博士論文結果報告書を作成し、共同看護学専攻学位審査委員会で検討

共同看護学専攻連絡協議会にて博士論文・最終試験合否および修了判定を審議

研究テーマ
  • ・研究テーマが明確であるか。
  • ・テーマに関する文献検討が十分になされているか。
  • ・テーマに関する十分な知識・概念が検討され、用いられているか。
  • ・看護学の研究として学術的な貢献や社会的な意義のあるテーマか。
  • ・研究の目的・意義・位置づけが明確に示され、また、それが妥当であるか。
オリジナリティ
  • ・研究テーマ、研究方法、研究結果などのいずれかにオリジナリティがあるか。
方法論
  • ・研究の枠組み、方法論が明確に示され、それが適切かどうかについて納得のいく説明がなされているか。
  • ・対象(参加者)およびデータ収集方法、データ分析方法などが明確かつ具体的に記述されているか。また、それらが妥当なものであるか。
倫理的配慮
  • ・研究目的・テーマに倫理的な問題はないか。
  • ・研究方法、対象の選定、記述などに倫理的配慮が十分払われているか。
  • ・他者の知的所有権を侵害するような記述はないか。
  • ・所属大学および共同看護学専攻の研究倫理審査委員会の承認を得たことが記載されているか。
結果及び考察
  • ・研究結果及び考察に、研究テーマ、研究目的、研究方法との論理的一貫性が保たれているか。
  • ・結果が明確に示され、また、それらが信頼できるものであるか。
  • ・考察が結果と整合しており、妥当なものであるか。
書式、文章表現
  • ・書式が共同看護学専攻の学位論文執筆要領に従っており、適切に構成されているか。
  • ・文章表現が日本語として適切かつ明瞭であるか。
  • ・研究の内容について、無駄なく記述されているか。
業績
  • ・学会誌における査読付き研究論文1編以上の研究業績がある。(筆頭著者のみ)

【学位取得までのプロセス】


授業科目の概要


指導教員紹介

本田多美枝 教授

キャリア各期の特性に応じた人材開発の方法、リフレクションを活用した看護職の実践力開発の方法論、熟達化に関する看護モデル開発に焦点を当てた研究指導を行います。

姫野稔子 教授

老年期にある対象者の倫理的問題、看護介入の効果の測定ならびに看護介入モデルの開発に関する研究指導を行います。

髙橋清美 教授

精神科領域における口腔ケアシステムに関する研究、地域におけるうつ病教育に関する研究指導を行います。

永松美雪 教授

リプロダクティブ・ヘルス/ライツの課題に関連する要因の分析や予防モデルの開発に焦点を当てた研究指導を行います。

日本赤十字北海道看護大学

教授

河口 てる子

看護援助モデルや教育支援モデルなど慢性疾患をもつ人とその家族への援助に関する研究指導を行う。

教授

西片 久美子

糖尿病等の慢性疾患や認知症とともに生きる高齢者とその家族の支援に関する研究指導を行う。

教授

石﨑 智子

療養生活を送る人々およびその支援者のメンタルケアや精神障がい者支援の課題を改善・改革し、療養生活を営む人々がより良い生活を送ることができるような支援に関する研究指導を行う。

日本赤十字秋田看護大学

教授

山田 典子

暴力や虐待の被害者や加害者および支援者への看護介入に関する研究指導を行う。

教授

志賀 くに子

思春期を中心とした健康教育のあり方や方法に関する研究指導を行う。

教授

高田 由美

在宅療養者や認知症高齢者の食生活を支える看護援助に関する研究指導を行う。

日本赤十字豊田看護大学

教授

鎌倉 やよい

周術期にある人、摂食嚥下障害を有する人に対する看護ケアプログラムの開発を中心課題とし、主にシングルケースデザインに基づく介入研究を指導する。

教授

山田 聡子

看護基礎教育における看護倫理教育の在り方と方法に関する課題や、臨地実習指導における指導者役割と指導方法に関する課題に焦点をあてた研究指導を行う。

教授

野口 眞弓

在院日数の短縮化の中での母乳育児に関するケアの充実、および、それを支えるサポート体制づくりに関する研究指導を行う。

教授

大西 文子

慢性疾患や小児がん等の子どもと家族の療養生活における課題やQOL向上のための看護援助方法に関する研究指導を行う。

日本赤十字広島看護大学

教授

小山 眞理子

看護基礎教育や継続教育における人材育成の方法、新たな教育プログラムの開発、新たな教育方法の開発、組織の改善等についての研究指導を行う。

教授

百田 武司

脳卒中患者やその家族の健康問題の解決やQOLを高める看護援助方法の検証・開発に関する研究指導を行う。