Q&A

【Q.1】共同看護学専攻とはなんですか。

共同看護学専攻は、文部科学省が制定する教育課程の「共同実施制度」によリ開設するもので、複数の大学がそれぞれ優位な教育研究資源を結集し、共同でより魅力ある教育研究・人材育成を実現する大学間連携の仕組みを整備することとされています。 赤十字の看護大学では、これまで、各大学で独自の取り組みを行ってきました。今回、本制度を活用し、大学院の博士課程において5大学が一丸となり、これまでに蓄積してきた教育研究資源を精選・融合・拡充した「知の共同体」として、多様な「共同教育課程」を学生に提供しようとするものです。また、既に博士課程を設置している日本赤十字看護大学(束京都渋谷区広尾) は日本赤十字学園グループとして、教員、教室など人的・物的側面から協力校として参加します。

【Q.2】5大学に入学するということでしょうか。

5大学の中から一つを選び、その大学の入学選抜試験を受け、学籍をおいていただきます。学納金も籍をおく大学に納めていただきますが施設・設備等は規程に沿って5大学全てを利用することが可能です。

【Q.3】在籍する大学が開講する授業のみを選択するのでしょうか。

共同看護学専攻は、5大学が共同して教育課程を開設しています。よって、在籍する大学が開講する授業だけでなく、5大学で開講する全ての授業を受けることが可能です。授業は、大学での直接対面式だけでなく、他大学で開講するものについては、日本赤十字学園が専有する遠隔教育システムを利用して 受講します。ただし、論文審査などいくつかの授業等は、直接対面式をとり入れています

【Q.4】研究指導について教えて下さい。

あなたの研究テーマあるいは、関心のあるテーマを探究するために必要な主研究指導教員が在籍する大学に在籍することが基本的な考え方となります。 共同大学院では、入学した大学だけでなく他の大学に所属する副指導教員からも指導を受けられます。

【Q.5】5 大学の学生や教員が集まる機会はありますか。

入学時の合同ガイダンスや合同研究ゼミナールの科目では、5大学の専任教員と学生が集合して行う予定です。特に、合同研究ゼミナールでは、5大学の学生・教員が一堂に会し、異なる専門性の観点からあなたが考えている研究について、学生相互または教員とのディスカッションにより多角的に検討し、 実現可能な研究に向けての方向性を見出せるよう支援します。