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修了生の声

鮫島 瑠美

看護コース(基盤看護 看護管理)

人生で最も熱中した3年間

鮫島 瑠美(令和6年3月修了)

 私は看護師長として勤務している中で、自分自身が学ばなければ自分のやりたい看護はできない、と思っていました。そのような中、同僚から本学の受験を誘われたことが進学のきっかけとなりました。コロナ禍で混沌とした中、日常業務に加えて授業の準備や研究計画書の作成と、毎日が非常に慌ただしく、正直、1年目のことはほとんど覚えていません。特別研究を進めていく中で、スケジュール管理や初めてのインタビュー、文献検索や概念化し文章化することに難しさを感じましたが、これまでの人生の中で一番熱中し、努力した有意義な3年間となりました。素敵な先生方やかけがえのない仲間に出会えたことも、私自身の財産です。支えてくれた家族や友人に感謝し、大学院で学んだことを社会貢献に役立てていきたいです。

土井 涼子

看護コース(基盤看護 看護管理)

自分の考えと向き合う機会に

土井 涼子(令和6年3月修了)

 私は主任看護師として過ごす中で、次のステップに進むきっかけが欲しくて大学院への進学を決めました。多くのことを学び、自分自身の考えと向き合いながらディスカッションすることは、私にとって貴重な時間であり、広い視点で物事を考える機会になりました。研究テーマについては、学びを深め研究を進められるようになるのに自分が考える以上に時間を要したように思います。しかし方向性を見失わず結果が得られたこと、3年間やり遂げたことは、これからの看護師としての自信や原動力となることと思います。看護を実践する組織の中での自分自身の役割を改めて考えることができました。ここでの学びを忘れず看護現場で活かしていけるよう日々の積み重ねを大切にしていきたいと思います。

吉郷 悦子

看護コース(基盤看護 看護教育)

学び直しの3年間

吉郷 悦子(令和6年3月修了)

 私は、大学病院で看護管理者として勤務しながら大学院に進学しました。多くのスタッフ育成に携わるなかで、「経験だけに頼る自己流の人材育成から何とか脱却したい、系統的に看護教育学を学びたい。」という思いを抱いたのが進学の理由です。研究の問いを明らかにしていく過程は想像以上に時間がかかり、時に苦しいものでもありました。しかし、その過程を経たからこそ、自身の考える力や創造力が磨かれ、成長できたのだと感じています。仕事と勉強の両立は大変でしたが、大人になっても学ぶことができる喜びや楽しさを味わうとともに、学び続けることの大切さを実感した3年間でした。今後は、大学院で修得した思考を臨床現場での教育に還元できるよう、尽力したいと思っています。

佐藤 歩美

CNSコース(在宅看護)

人々の生活を支え、癒す専門看護師を目指して

佐藤 歩美(令和6年3月修了)

 日々看護の力を信じ、人々に穏やかで幸福なひとときや、その人らしい健康的な生活を届け支えることができればと願い、看護にやりがいを感じていましたが、その思いが沸々ととまらず大学院進学の決断に至るとは、私自身のことでありながら思いがけないことでした。在宅医療・看護、専門看護師などの諸先輩方には、温かく熱心にご指導いただき、沢山の貴重な学びを得ました。社会人経験後に大学院でアカデミックに学び直しができたことも有意義な経験となっています。そして、学生生活中に私自身が介護者となり、医療者視点では気づけていなかった多くの課題を痛感することもありましたが、指導教員の先生方の常に温かいご指導とご支援のお陰で、学生生活を乗り越えることができました。目指す専門看護師までの道のりはまだ先ですが、サポートしていただいた皆様の思いと感謝の気持ちを糧にこれからも励んで参りたいと思います。

松竹 なつみ

助産コース(助産学)

大切な仲間との充実した2年間

松竹 なつみ(令和6年3月修了)

 大学院では、助産コースだけでなく、臨床経験のある方々を含めて、心から尊敬できる大切な仲間との出会いがあり、私にとってかけがえのないものでした。学生主体の授業を行うため、事前の準備から終了後の復習まで、時間をかけて自分自身と向き合い、学びを深めることができました。ディスカッションを通して、自分の考えを話したり、他者の考えを聞いたりすることで、思考の幅をさらに広げることもできました。研究活動は、思うように進まずに難しさを感じることがありましたが、先生方のご指導、仲間との励まし合いに助けられ、無事に修了することができました。これからもお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、確かな知識や技術をもって対象に寄り添える助産師になれるように精進していきたいと思います。

庄司 百花

助産コース(助産学)

充実した2年間

庄司 百花(令和6年3月修了)

 大学院は沢山の学びと成長ができた2年間でした。講義は学生同士のディスカッションが主で、多くの刺激を受けながら、幅広い考えを学ぶことができました。また、実習を通して、出産・育児への思いや悩みは誰一人同じことはなく、一人ひとりに向き合う個々に合わせた支援の重要性を学ばせていただきました。命を守る安全なケア、そして、近くで寄り添い安心できる心のケアを共に行える助産師を目指したいと強く思いました。大学院での2年間は講義や実習、研究など忙しく、自分の未熟さに思い悩むことも度々ありました。しかし、同じ目標を持つ仲間と励まし合い、家族に支えられ、そして、先生方からご指導をいただき、充実した毎日を過ごすことができました。全ての人に感謝の気持ちを忘れず、今後は、学びを患者さんに還元できるよう努力していきたいと思います。

穂山 菜々

助産コース(助産学)

多くの出会いで得た学び

穂山 菜々(令和6年3月修了)

 私は、女性の一生に携わることのできる助産師に憧れて、大学時代に助産への進学を選択しました。大学院では、実習や講義を通して様々な分野で活躍している助産師と出会い、助産師の活動の幅の広さを実感しました。様々な助産師や先生方、院生とのディスカッションが多く、今までの私にはなかった意見を聞いたり、私自身を見つめなおして考えを深めたりすることができ、貴重な機会になったと思います。研究活動では、難しいテーマでしたが、多くの先生方からの温かいご指導や様々なご縁があり、必ず社会に還元したいと思い、最後まで研究に向き合うことができました。大学院での学びを応援してくれた家族、ご指導くださった先生方、一緒に課題を乗り越えた仲間との2年間を思い出しながら、新たに助産師として精進していきたいと思います。

石井 亜実

助産コース(助産学)

憧れた助産師になるための日々

石井 亜実(令和6年3月修了)

 私は、中学3年生の頃に初めて、生まれたばかりの赤ちゃんに触れました。その際に、赤ちゃんやお母さん、その家族に寄り添う助産師に憧れを抱き、本学に入学しました。この2年間は、想像以上に忙しく、研究では、多くの文献を読む中で自分の問いを明確にし、分析を何度も重ねました。自分が明らかにしたいことは何かを考えながら研究する時間は、非常に苦しく挫けそうになりましたが、柔軟な思考力や分析の視点など様々なことが得られました。実習では、10例のお産に携わらせていただき、多くのお母さんと関わる中で、一人ひとりの異なる想いに寄り添い、主体的なお産となるようにサポートすることの大切さや難しさを学びました。また、病院やクリニック、市町村、助産院など幅広い場面で活躍する助産師の方々と出会い、母子やその家族に対する想いを知り、改めて助産師という職業の専門性とその魅力に気づくことができました。大学院で過ごした2年間は決して楽しいだけではなく、沢山悩み、苦しい日々でしたが、大学院で出会えた仲間と切磋琢磨することで乗り越えられたと思います。今後は、これまでの学びを活かし、自分の理想とする助産師へ近づけるよう精進していきたいです。最後に、大学院でお世話になった先生方や一緒に過ごした他領域や助産の仲間、助産師になりたいという私の背中を押し、支えてくれた家族に感謝いたします。

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

自分の看護を振り返り、深める機会となった

村尾 眞治(令和5年3月修了)

 「自分自身の看護を具体的に振り返ると共に他者に伝えることをできるようになりたい」との思いから大学院に進学することを決めました。大学院に進学してからは自分の領域と違う方との出会いもあり、その仲間と講義を通してデスカッションすることで良い刺激を受けることができました。また、他の領域の仲間や先生方と出会ったことで自身の看護を振り返るときには、広い視野を持って振り返ることができるようになり看護を深められたと思っています。
 大学院での学びは、視野を広げられたことで自分の看護観を改めて考え、見つめ直す機会になりました。また自分が取り組んできたことを言語化し、他者に伝えることが少しはできるようになったと思っています。在学中は正直苦しいこともありましたが、今では進学して良かったと思っています。

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

自分を知るきっかけに

松尾 理恵(令和5年3月修了)

 看護師になったときには、まさか自分が大学院で学ぶとは思っていませんでした。ですが、知りたいと思った自分のタイミングと、縁あってこの大学院に入学し、3年間学ぶことが出来ました。研究を通しては、研究参加者さんの語りという貴重なデータと向き合うことで、「自分はこうはできない」と思ったり、そこから参加者さんの語りからどんな現象がおきているのだろうと考えたりと、自分の看護活動を見直すきっかけになりました。先生方、同級生と意見交換することを通しては、違う意見であっても、目指しているものは共通していることに気付くことができたと思います。この出会いでつながることができたからこそ、自分を振り返ることができたと思っています。この経験を生かして、自分が誰かのそういう存在になれたらうれしく思います。

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

わたしをブラッシュアップ

森 千郷(令和5年3月修了)

 コロナウイルスの感染拡大により、入学式もなく大学院と仕事の両立生活が始まりました。授業のほとんどがオンラインで行われ、お互いのことをよく知らないまま大学院生活が進んでいくことに孤独を感じることもありました。制限が緩和され、対面での授業が増えるに従い、コミュニケーションを円滑に行うことができるようになりました。院生同士のディスカッションでは他領域から多角的な視点で意見をもらうことにより自分の視野を広げることができました。また、他領域を知ることで専攻領域を学ぶ楽しさを再認識することにもなりました。自らの問いを明らかにする過程で何度も限界を感じ、諦めたくなる時もありましたが、院生同士互いに切磋琢磨しながら進めていくことができました。今回の学びを今後につなげ社会へ還元できるよう努力したいと思います。

村尾 眞治

看護コース(基盤看護 看護管理)

学ぶことで成長できた3年間でした

坂本 さやか(令和5年3月修了)

 副看護師長になってからスタッフを指導する機会が増え、そこで自分の考えを上手く伝えられず、また伝わってないと感じることが多くなりました。そして、上手くいっている次世代管理者はどのように考え、どのように伝え、どのように行動しているのかということに関心を持ち大学院に進学しました。仕事と家庭と大学院の勉強をすることは大変でしたが、大学院での学びが患者さんやスタッフのためになると信じてやってきました。学ぶことだけに集中できる環境ではありませんでしたが、研究していくことで得られたものはたくさんありました。大学院進学のために協力してくれた家族、未熟な私に根気強く指導してくださった先生方、みなさまのおかげで卒業することができたと感謝しております。今後は大学院での学びを病棟や患者さんに還元できるようがんばります。

村尾 眞治

看護コース(基盤看護 看護管理)

大学院での学びが私にもたらしたもの

東木 友里子 令和5年3月修了

 私が大学院に進学しようと思ったきっかけは、副看護師長への昇進に伴う部署異動で大好きだった助産師職を離れたことと、副看護師長としての役割を全うできない自分に対して葛藤を抱いたことでした。仕事と学業の両立は予想以上にハードでしたが、新しい発見が多い刺激的な日々を過ごすことができました。同級生とのディスカッションでは、様々な考えに触れ、自分の視野が広がるのを感じることができました。特別研究では自分の疑問と丁寧に向き合い、多角的な視点で現象を明らかにしていく過程に夢中になって取り組むことができました。この3年間は私にかけがえのない経験と自信をもたらしてくれました。今後は大学院での学びを活かし、臨床現場で副看護師長としてさらに貢献できるように努力したいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

充実した学びの場

上野 瑞月(令和5年3月修了)

 「助産師になりたい」という強い気持ちとともに進学した大学院での生活は、たくさんのことを学べた充実した時間になりました。大学院では学生が主体となって授業を行っていくため、学生同士で積極的にディスカッションを行い、自分自身の考えを深めることが出来ました。また、大学院は助産コースの学生だけでなく、臨床経験のある様々な分野の院生とディスカッションする機会も多く、多様な視点で物事を捉えることができるようになり自身の成長を実感しました。
 研究は簡単なものでなく、何度も挫けそうになりましたが、先生方のあたたかいご指導、仲間の助けにより、自身の問いを明らかにすることができ、大きな達成感を得ました。
 ご指導してくださった先生方、共に頑張った仲間たち、そして支えてくれた家族に感謝の気持ちを忘れず、専門職として精進していきたいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

自分と向き合う2年間

瀬本 陽加(令和5年3月修了)

 大学院での2年間は、憧れの助産師を目指し学び続けることのできる喜びやありがたさを感じる日々でした。実習は母子にとって安全・安心で、満足できるお産を常に考え助産を実践することの難しさに加え、母子の命を同時に預かることへの責任の重さを痛感し、助産師という奥深い職業と向き合う覚悟をする機会となりました。また、自分自身の立てた問いを明らかにする研究は、結果に近づいては振り出しに戻りを繰り返す決して楽なものではありませんでしたが、最後まで諦めることなく研究へ向き合えたという経験は、これからの私を支える大きな財産となりました。大学院進学を応援し、貴重な経験や学びの機会をくれた家族、ご指導くださいました先生方、いくつもの課題を共に乗り越えてきた仲間への感謝の気持ちを忘れず今後も精進していきたいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

大学院で学ぶ事

中山 恵(令和5年3月修了)

 私は学部生からそのまま大学院の助産コースへ進学しました。学部生の頃とは異なり自分達が主体となり授業を行ったり、実際に臨床の場で看護師として働きながら大学院に通っている修士の方々とのディスカッションをしたりする事も多いです。また、助産コースの学生は学部生の時と同様に実習も沢山あります。授業や実習は新たな視点で物事を考えることに繋がり学べる事が多く、とても自身の成長に繋がります。研究活動では、度々自分の未熟さを痛感しましたが、研究がなぜ必要なのか、どのような研究方法があるのかなどを学ぶ事が多かったです。2年間、大変な事も多かったですが一緒に頑張っている仲間の存在はとても大きいものでした。大学院で学んだ多くのことを社会人になっても活かしていきたいです。