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就職・進路

【大学院】授与される学位・取得可能な資格

修了要件

修士課程に2年以上在学し、専攻領域毎に設定された所定の科目について教育・研究者コース及び看護コースは30単位以上、CNSコースは42単位以上、助産コースは61単位以上を修得し、且つ、必要な研究指導を受けた上、修士の学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格することが修了の要件となります。
なお、CNSコース及び助産コースは、「特別研究」に代えて、「課題研究」が課されます。

「特別研究」とは、学術的および社会的意義のある主題を取り上げ、その主題を先行研究において位置づけ、主題にふさわしい方法によって検討し、学術的にも社会的にも意義のある成果を創出した研究論文です。
「課題研究」とは、臨床現場において問題解決が必要な課題を取り上げ、その課題に関連する先行研究を踏まえて、課題解決の具体的方策を事例研究や文献研究などによって検討し、社会的貢献をなす、あるいは普及的意義を持つ成果を創出した研究報告です。

学位の授与

課程修了を認定された者には、以下の学位が授与されます。

(令和3年度入学生まで)
修士(保健学) 保健学コース 「国際保健」領域 履修者
※平成28年度以前入学者
 保健学コース  「世界の健康危機管理」「ヘルスプロモーション」領域 履修者
修士(看護学)看護学コース 「生涯発達看護」「広域看護」「基盤看護」領域 履修者
CNSコース 「クリティカルケア看護」「在宅看護」領域 履修者
助産教育コース 「助産教育」領域 履修者


(令和4年度入学生から)
修士(看護学)教育・研究者コース
 「国際保健・国際看護学」「生涯発達看護学」「広域看護学」「基盤看護学」領域 履修者
CNSコース
 「精神看護学」「老年看護学」「在宅看護学」「クリティカルケア看護学」領域 履修者
助産コース
 「助産学教育」領域 履修者

取得可能な資格

1)専門看護師認定審査受験資格
本大学院 CNS コースは、「精神看護学」、「老年看護学」、「在宅看護学」、「クリティカル看護学」の専門看護分野について、日本看護系大学協議会から高度実践看護師教育課程(専門看護師教育課程 38 単位)として認定されています。従って、 CNS コース精神看護学修了者は、「精神看護専門看護師」認定審査受験資格が取得できます。 CNSコース老年看護学修了者は、「老人看護専門看護師」認定審査受験資格が取得できます。CNSコース在宅看護学修了者は、「在宅看護専門看護師」認定審査受験資格が取得できます。クリティカルケア看護学修了者は、「急性・重症患者看護専門看護師」の認定審査受験資格が取得できます。

2)助産師国家試験受験資格
「助産コース」においては、所定の講義演習科目・実習科目を単位修得した者は、修了時に助産師国家 試験受験資格が取得できます。
国家試験受験出願手続きは、大学が一括して行います。2年次の11月に、出願手続きに関する説明会を実施します。

3)受胎調節実地指導員の資格
受胎調節実地指導員は、母体保護法第 15 条に基づき、認定講習会の課程を履修したのち、各都道府県に申請をすることで取得できる資格です。
「助産コース」は、福岡県知事より受胎調節実地指導員認定講習を実施する施設として認定されています。 (保健師・看護師・助産師免許いずれかの免許取得者が対象) 助産師国家試験受験資格に必要な科目を履修し単位を修得することで受胎調節実地指導員の資格が取得できます。なお、認定講習に伴う修了証書は学位授与式の日に交付します。

4)新生児蘇生法「一次」コース
標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することを目的に、日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法 (NCPR)普及事業である公認講習会を開催しています。講習会受講後、試験に合格し所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」を得ることができます。


【大学院】進路モデル・修了生の進路

本学大学院の修了者には、保健医療の現場や高等教育・研究機関等、社会の幅広い分野において指導力を発揮しながら活躍することが期待されます。

進路モデル

  • 国内外の災害等への緊急援助や人道援助活動でリーダーシップを発揮する
  • 保健医療福祉施設・保健福祉行政機関などで高度な実践および管理・教育を行う
  • 病院、訪問看護ステーション等で専門性を生かし高度な看護実践、指導を行う
  • 病院等での看護管理、看護教育活動でリーダーシップを発揮する
  • 大学等における教育・研究活動に従事する
  • 大学院博士課程へ進学する
  • 病院・助産所等で助産師業務に従事する

修了生の進路

  • 医療機関において、看護管理者や看護教育担当者として活動
  • 保健医療の現場でジェネラリストとして活動
  • 国内外の災害等への緊急救援や人道援助活動
  • 大学等の教育・研究施設にて教員として活動