
博士課程 院生の声
大学院看護学研究科 共同看護学専攻博士課程
近藤 恵子さん
合同研究ゼミナールを終えて 私は、がん看護専門看護師として臨床経験を重ねる中で、がん医療と看護に生じている変化や課題を研究によって可視化し、がん看護の発展に貢献したいと考え大学院で学んでいます。現在、自分が取り組む研究テーマについて、がん看護学の専門家である指導教員からのスーパーバイズを受けながら、研究計画を立案しています。
後期に入り、日本赤十字学園が運営する5大学の教員や大学院生の方々から研究計画について示唆を頂き、意見交換を行う「合同研究ゼミナール」が行われました。本年度はコロナ禍の現状を鑑み、テレビ会議による開催でしたが、活発なディスカッションがなされ大変勉強になりました。プレゼンテーションはとても緊張しましたが、専門領域の垣根を超えた方々からの沢山の示唆を得て、研究計画を立案する上で不足している点や、曖昧な点に気づくことができました。また、研究に取り組む同志とのネットワークを築くことができ、学生同士励まし合いながら、日々、研究計画の洗練化を行っている状況です。臨床と大学院生活の両立は大変ではありますが、新たなことを学び、研究に打ち込むことができる現状にやりがいを感じています。
大学院看護学研究科 共同看護学専攻博士課程
福田 陽子さん
大学院で学ぶこと大学院では、学びを発展させ、研究を通して社会へ貢献していきたいと思っています。自己研鑽を深め、同時に積み重ねていく必要がありますが、どうしても難しく感じる時があります。
日本赤十字九州国際看護大学 看護学研究科 共同看護学専攻 博士課程では、日本赤十字学園が運営する5大学の先生方と意見交換できる機会があり専門領域の垣根を超えた指導を受けることができます。また、遠隔教育システムを設立当初から導入しているため、現代社会においても安定した教育を受けることができ、恵まれた環境で研究を行うことができます。
大学院看護学研究科 共同看護学専攻博士課程
米元 富貴代さん
私の目指すもの 私は、精神看護学における教育方法を探求し、普遍的な価値をもつ教育を実践したいという目標を抱いており、その目標に向かって大学院で学ばせていただいております。
前期の授業が終了しました。授業では先行の研究論文についてのクリティークの方法や先生方の考え方などを拝聴し、論文の解釈の仕方や研究方法などのノウハウを学ぶことが出来ました。より専門的に学ぶことにより新たな知識を得てひときわ気持ちが引き締まる思いです。仕事と勉学の両立は予想した以上に大変ではありますが、大学全体できめ細かいサポートをしてくださるおかげで安心して学べることが出来ています。まだ研究も端緒についたばかりですが、私の目指す教育を目指して日々努力していきたく存じます。