course_d55_main

博士課程 院生の声

助産コース(助産学)

石井 亜実さん

 充実した大学院生活

 私は中学生の頃に従妹が産まれたことをきっかけに助産師という職業に興味を持ち、本学を卒業後、同大学院に進学しました。大学院では、院生が主体となって授業を考え、展開します。また、共通科目も充実しており、専攻分野の異なる院生の方々と議論や討論を行う機会が何度もあります。このような貴重な機会を通して、自分の思いを言語化することの難しさや物事に対して疑問をもつことの大切さを知ることができました。また、助産コースは、少人数であるため全員で励まし合いながら授業や実習、研究活動に取り組むことで、より関係性を深められたと感じています。残りの大学院生活も同じ助産師を志す友人や他分野の院生の方々と交流を深め、多くの学びを得ながら楽しく過ごしていきたいと思います。

助産コース(助産学)

穂山 菜々さん

 出会いに感謝して、実り多き大学院生活を

 私は、他大学を卒業後、本大学院に進学いたしました。研究においては、指導教員の研究活動への参加や豊富な知識と経験による丁寧な指導を通して、手探りではありますが、楽しく研究に取り組めています。また、助産実習では思い描くような看護を実践することは難しく、現実と理想のギャップに葛藤することもありました。しかし、多くの母子とその家族、担当教員や実習指導者、スタッフの皆様が熱心に支えてくださり、大きく成長することができました。将来、私もこうなりたいと思えるような方々に出会え、本大学院に進学して良かったと実感しております。残り一年となりましたが、助産学生になるまで支えてくださった方、今も支えてくださっている方とこれからの出会いに感謝して、大学院生活を実り多きものにしていきたいと思っております。

CNSコース(在宅看護学)

佐藤 歩美さん

支えてくれる人と出会った方々への感謝を胸に

 社会人大学院生としての生活は、目まぐるしく大変なものです。当初は研究に向き合うことも、課題へ取り組む ごとも手探り状態、私生活でも様々な転機が訪れ、自分事だけではない課題も出てきます。そのような中、職場の上司や先生方には常に温かく、ご指導・ご支援いただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。また、世代を超えた同級生たちと学舎を同じに互いに励まし、切磋琢磨できることや、実習先の指導者の方々から多くの享受を得られることは何ものにも代え難い貴重な財産です。専門看護師として社会や教育に貢献したいという思いだけでなく、この道をさらに切り拓くことで、志をもって頑張れば成し遂げられることを経験として伝えていきたいと思っています。あなたも一歩踏み出してみませんか?

助産コース(助産学)

庄司 百花さん

大学院での学び

 私は、「女性とその家族の一生に寄り添える助産師」になりたいと思い、本学の学部を卒業後、大学院へ進学しました。授業は、プレゼンやディスカッションが多く、自分とは異なる視点を持つ学生の意見に日々刺激を受けています。演習の授業も充実しており、車例を元にロールプレイを行ったり、シュミレーションモデルを使用したりして、学内でもより臨床に近い形で助産技術を学ぶことができました。また、病棟、助産所やクリニックなど多くの施 設で実習させていただき、助産技術とともに、施設ごとの役割や助産師の在り方を考える機会となりました。木学は、助産領域だけなく、研究活動や他領域の学びも充実しています。学びを生かし、対象者の生活や価値観などにも広く視野を持ち、自分の理想とする助産師像に近づけるよう学び続けていきたいと思います。