看護学部 看護学科Department of Nursing, Faculty of Nursing

未来を見据えた、ICT×看護教育
デジタル技術を活かして、命に寄り添う力を育てる。本学では、これからの医療現場に対応できるICTスキルと実践力を兼ね備えた看護師の育成を目指しています。
スマートデバイスの活用で学修内容の可視化や個別学修の促進へ
講義・演習等の学修環境においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)化を積極的に進めており、デジタル教科書とスマートデバイス(iPad)を必携化しています。学修管理システムのLMSと連携させることで、スマートデバイスの利点を最大限に活用し、講義資料のダウンロードや予習・復習のための動画視聴、小テストの受験や課題・レポート提出など、すべてスマートデバイスで完結できる仕組みを構築しています。
- デジタル教科書
- 授業資料の電子ファイルでの受け取り
- 課題やレポートの電子提出
- オンデマンド教材の利活用
- 臨地実習での利活用 など

高機能シミュレーターで実践レベルの学修
高機能シミュレーター3体を活用しています。
心拍数や呼吸数、心音、呼吸音などさまざまな身体状況を設定することができます。
患者の状態を判断するための身体の観察技術(アセスメント)の修得、救急時の対応、心電図モニターや人工呼吸器が装置されている重症患者への看護など、実践レベルでの学修を行います。失敗や経験を繰り返しながら学習できるのが大きな特徴です。このように、実際の臨床現場を想定した演習を行うことで、事前学習が充実します。

MR(現実世界+デジタル情報出現)の活用で看護学修の幅を広げる
MR(ミックスド・リアリティ:複合現実)はAR(リアル)とVR(バーチャル)を組み合わせたもの。
現実世界にデジタル情報(仮想現実)を出現させることができます。人体模型を確認しながら実際に学生同士で聴診や触診などのトレーニングができるため、テキストレベルの2次元では伝わりにくい人体の3次元構造を学修できるようにしています。
