
キャンパスライフ
ティーチング・アシスタント制度
学部の学生に対し、実験、実習、演習等の授業にかかわる教育補助業務を行うことをティーチング・アシスタントと言います。在学期間中に、現場で求められる指導力や教育者としてのセンスを磨いてほしいという配慮から、本学大学院生に学部の教育補助業務に従事する機会を提供しています。ただし、1ヶ月40時間程度、年間100時間を限度とします。研究指導教員と相談して、学務課へ応募してください。なお、時間給が支給されます。
大学院生の声
本学で研究に励まれている院生の皆さんに、大学院進学のきっかけや将来の夢をうかがいました。
教育・研究者コース(広域看護学 精神看護学)
松尾 理恵さん
自分の成長の機会にいまから18年前、いざというときに人の助けになりたいという気持ちから看護師を目指しました。看護基礎教育を受けた後に、15年看護師として病院で働きながら通信教育で大学卒業をしました。その後、現在は、主に精神障がい者に対する福祉サービス施設において、生活支援員として、生活訓練に従事する看護師をしています。大学院に入学してから、臨床実践と理論とが行ったり来たりする感覚に触れつつあります。自分が無知であることに気付くこともありますし、まだまだ気づいていない部分もたくさんあると思います。学び続けることや自分に向き合うことは辛く感じますが、頼れる先生方や仲間がいます。この貴重な大学院生活を楽しみながら、自分も成長していきたいと思います。
教育・研究者コース(基盤看護学 看護管理学)
坂本 さやかさん
大学院での学びについて私が大学院に進学したきっかけとなったのは、副看護師長になり人材育成の難しさを実感したからでした。看護の質を高めるためには、病棟内の看護師を巻き込んでいく必要がありますが、どう指導すれば伝わるのか試行錯誤していました。そんな時に本学の基盤看護領域の教授に出会い、進学を決めました。
働きながら、家事もしながらの大学院生活は大変でしたが、授業を聴いて、レポート作成・プレゼンテーション・ディスカッションを行っていくうちに、自分自身が成長できたと感じる機会が何度もありました。研究計画書作成のための文献検索も大変でしたが、先生の的確な指導とアドバイスのおかげで、研究計画書を作成することもできました。進学してほんとによかったと思います。これからも職場の方々の協力や、家族の協力に感謝しつつ、引き続き頑張っていきたいと思います。
助産コース(助産学)
泉 真尋さん
充実した大学院生活わたしは「すべての女性とその家族の力になりたい」という思いから助産師を志し、本学の学部を卒業後、大学院へ進学しました。大学院は学部と違い学生が資料作成等も行い主体的に作り上げる授業なので、学生同士で積極的にディスカッションを行い主体的に学ぶことができています。また、助産について学ぶことはもちろん共通科目も充実しているため助産コース以外の学生と話をすることも多く、様々な知見を得ることができています。自分の疑問と向き合う研究は辛いこともありますが、仲間と助け合い先生に相談し自分と向き合う貴重な時間になっています。支えてくださっている全ての方々に感謝を忘れず、残りの大学院での生活を充実したものにしたいと思います。
助産コース(助産学)
中山 恵さん
充実した大学院生活私は本学を卒業後、同大学院に進学しました。学部生のころは、先生の話を聞く授業が多かったのですが、大学院での授業は、自分たちで授業の内容を考え発表したり、自分の意見を発信したりする機会が増えました。また、大学院では社会人学生の方々と一緒に授業をすることも多く、そのような方々と意見交換することで、新しい知識や、新たな視点を得られ、とても有意義な機会となっています。大学院では、助産に関する知識や技術を、座学や助産実習などを通して学ぶことができます。実習では多くの母子に関わらせていただき、助産師という仕事の素晴らしさを再認識し、自身も成長することができたのではないかと感じています。現在は研究活動も本格的に始まり、自身の不足している部分を痛感することも多いですが、先生方からのご指導や、学生同士で支えあいながら奮闘しています。残り1年の大学院生活を楽しみながら、より成長できるよう励んでいきたいと思います。
助産コース(助産学)
瀬本 陽加さん
充実した大学院生活幼い頃から抱いていた“助産師になりたい”という目標を実現させるため本学を卒業後、大学院へ進学しました。大学院では臨床で活躍されている医師や助産師による講義が充実しており、日々めまぐるしく変化する医療の知識や技術について丁寧に学ぶことができます。さらに、大学院のカリキュラムでは専攻分野の異なる院生との共通科目も開講されているため、多様な視点から物事を捉え・考えるきっかけとなる貴重な機会が得られていることを実感しています。大学院生としての生活も残り1年となりましたが、研究や実習・国家試験受験と挑戦すべき課題が多く残っています。困難に感じる場面に遭遇することもあるかもしれませんが、その中にある楽しさや希望をみつけながら、憧れの助産師を目指し仲間と励ましあいながら精進していきたいと思います。
※本学大学院では、大学院生の募集を行っています。
【入試に関するお問い合わせ】
- 日本赤十字九州国際看護大学 入試広報課
- 〒811-4157 宗像市アスティ1丁目1番地
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