開催日20210915
テーマ国内における災害発生時の救護活動の実際を知ろう!
講師福岡赤十字病院 看護係長 池田尚大 氏

2021年度 第2回ランチョンミーティングを開催しました

2021年9月15日(水)14:00~15:00、Zoomにて第2回ランチョンミーティングを開催しました。

今回は「国内における災害発生時の救護活動の実際を知ろう!」をテーマに、福岡赤十字病院の池田尚大看護係長に講演をしていただきました。講師の池田看護係長は、本学の卒業生で、現在は同窓会(遥碧会)の会長でもあります。

池田看護係長は、熊本地震の際に赤十字救護班の要員として活動されました。災害医療や災害看護に必要な知識や技術などを含め、救護活動派遣前の準備段階から実際の活動について、動画や写真を用いて説明していただきました。

今年度初めての試みとしてOn Line Liveでランチョンミーティングを開催しました。参加者は、21名の学生・教職員で、事前質問を含め学生からの質問にもお答えいただきました。9月21日から10月11日まで、オンデマンド配信を行いますので、より多くの学生・教職員のみなさまに視聴していただき、災害・減災に対する意識を高めていきたいと思います。

講師の池田看護係長には、COVID-19患者さんの増加に伴い医療現場が逼迫している中、ご講演いただきありがとうございました。心からお礼を申し上げます。
以下、今回出席者の感想の一部を紹介します。

 “災害派遣時には報告することなどの情報伝達が一番大事だと知ったので、今のうちから報告、連絡、相談をしっかりと身につけておきたいと思いました。”

 “「防ぎえた死を少なくするために」という言葉が一番心に残っており、そのために自身のキャリアアップを目指し、災害では一人の患者も大事だけれども、広い視野をもって多くの人を見ることができる看護技術の展開や寄り添う心を持つことが大切だと思いました。”

 “災害救護は救護員だけで成り立っているわけではないという話が印象に残りました。”

 “気になっていたが、調べても出てこないような疑問を解決でき、リアルな災害看護の現場を学ぶことが出来ました。どのような流れで災害看護が行われているのか、どんな問題があり、どんな力が必要なのかが分かり、新しい疑問もうまれたので、自分でも調べながら勉強していきたいと思います。”

2021.09.15③第2回ランチョン記念撮影.福本優子