開催日20130618
テーマインドネシア国看護実践能力強化プロジェクト‐災害/救急・クリティカルケアに関するワークショップ開催報告‐
講師災害/クリティカルケア看護 領域 山勢教授、増山准教授、濱元助教

インドネシア国看護実践能力強化プロジェクト‐災害/救急・クリティカルケアに関するワークショップ開催報告‐

 

本学の教員である山勢氏、増山氏、濱元氏の3名は、本学が携わっているJICAインドネシア看護実践能力強化プロジェクトの一環として、平成25年5月7日~5月11日の5日間現地に赴き、ワークショップを開催し、大学や病院の視察をしました。

6月18日に開催した第5回ランチョンミーティングでは、3名より、まず、プロジェクト概要、ワークショップの概要が報告され、次に、視察の写真を交えながら、インドネシアの病院での看護や看護教育の現状を日本と比較しつつ紹介されました。

<ランチョンミーティングに参加した学生の感想>
私たちは6月18日に行われたランチョンミーティングに参加しました。災害/救急・クリティカル領域の基礎教育が日本とは違っていたり、その国特有の災害を想定した教育がなされていることがわかりました。日本では、学士卒と専門卒が同じ国家試験を受験して、臨床に出るときに同時にスタートをきることが、国家試験のないインドネシアの方々には理解しがたい、という考えの違いもわかりました。

インドネシアの大学では、医・薬学部など医療分野の学科が合同でロールプレイングなどをする教育方法に魅力を感じました。看護の視点だけに定まらず、また、チーム医療を行うにあたって学生のうちから考えをシェアしたり交流を深めたりすることで、より一層看護の専門性を見出すことができるのではないかと思いました。

ランチョンミーティングに参加し、聴講したことで今までとまた少し違った考え方と、それぞれの国の教育のいい部分を知ることができました。

3年生 島田麻央、七夕郁乃
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掲載している写真は、現地でのワークショップ開催時のもの(左)、視察した病院にある救急車(右)です。