
質問者の様子
発表の様子
今回は第1弾に引き続き、アイルランガ大学短期留学での医療施設見学と看護の実施を通して得た経験を報告し、インドネシアの看護への理解を共有することを目的に開催しました。
報告の内容は、アイルランガ大学での授業や医療施設見学についてです。アイルランガ大学での授業については、授業形式ごとに何を学んだのか、学んだことから何を感じたのかを報告しました。授業形式は留学生のための授業とグループ発表・ディスカッションの2つの形式がありました。グループ発表ではアイルランガ大学の2年生が食道アカラジアと嚥下困難の違いについて発表しているところに参加させていただきました。インドネシアの看護学生が多くの質問をして学びを深めている姿を見て、勉学への積極性がよく伝わってきて、私たちも頑張らなくてはという気持ちになりました。
医療施設見学については、まずインドネシアの公的医療機関の仕組みを説明し、その中でも見学したCommunity health centerのPuskesmasと総合保健ユニットのPosyanduについて報告しました。Puskesmasでは医師、看護師をはじめとする医療従事者がおり、看護師は主に診療の補助をしている姿を見学することができました。Posyanduでは子どもの健診や保健・栄養指導を看護師が中心的な役割を担っていました。その後、私たちが見学させていただいた医療施設の中でも日本との共通点、大きく異なる点があり、印象に残った精神病院と老人ホームについて説明しました。
今回の短期留学で、今までにない体験をさせていただき、多くの学びを得ることが出来ました。それを今回、発表する機会をいただき、たくさんの人と共有することが出来てよかったです。また、最後にはいくつか質問をいただき、私たちが学んだことについて興味、関心を持ってくれたのではないかと思います。また、来年もこの留学企画があると思いますので、本プログラムに参加する人が増えればと思います。
2年 有浦 旭香