皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年こそは地球上から戦火が消えてなくなることを祈願したばかりだったのに、新年早々米国のベネズエラ攻撃の報道があり、やや気がめいった年明けとなりました。
中米と言えば、20年近く前に、メキシコシティに学会参加のために訪れたことがあります。そのときのことは、当時のweb日記(2008年12月27日)にも書きましたが、ベネズエラの文字を見て久々に思い出しました。
当時わたしは世界クリティカルケア看護師連盟の日本代表を務めていたので、発表依頼もあり、日本からはひとりで参加しました。と言っても、世界連盟の各国代表にはすでに知り合いも多かったので、会場には知っている人がひとりもいない、というわけではありません。でも、一番楽しかったのは、初対面で偶然昼食テーブルが一緒になった、コロンビアのサンドラとの交流です。ほとんど英語が話せないサンドラと、スペイン語がまったく話せないわたしとの、片言やジェスチャーなどを使ってのコミュニケーションはとても楽しく、よくわかっていないのに笑いが絶えませんでした。
ひとつだけ教えてもらった”Vamos (Let‘s go)!” というスペイン語を連呼しながら、学会会場内外を歩きまわりました。一緒に連れて行ってもらったマクドナルドで食べたハンバーガーは、日本やアメリカと同じメニューのはずなのにスパイシーでした。が、そのことを伝えるのもひと苦労で、わかってもらえたかどうか怪しいものです。お土産を買いに連れて行ってもらったショッピングモールには、日本のアニメキャラのフィギュアがたくさんあり、小学生の息子さんが二人いるサンドラはそれらについて詳しいのに、わたしはさっぱりで、逆みたいで愉快でした。
日本に帰国後、息子さんたちに、ポケモンのぬいぐるみとウルトラマンのフィギュアを送り、しばらく連絡をとっていましたが、その後は途絶えました。彼女の大学があるコロンビアのボゴダはいつ調べてみても治安が悪そうで、なかなか行けそうにありません。ほんの短期間の交流でしたが、貴重な体験でした。仲間と一緒に海外の学会に参加するのも楽しいですが、このようにひとりで参加すると、思いがけない出会いがあるかもしれませんよ。一緒に行くひとがいなくても、ちょっとだけ勇気を出して、ひとりで参加してみてください。
ところで、この記事を書くために見直してみたweb日記には、その前の年に南アフリカでの学会について書いている日がありました。そこに「博士論文の審査などで協力できたら…」と書いていたのですが、なんと今から三年前にそれが実現したのです。南アフリカの知人から審査委員を依頼されました。日本語で書いている記事が読めるはずないのに。偶然とは言え、希望が叶うのは嬉しいものですね。







