インドネシア アイルランガ大学交換留学生(ウィ・ウィンさん)・教員(イリヤ先生)が2週間の滞在を終え帰国しました

写真上: ウェルカムランチで学生と交流 写真中: 2年生 生活援助方法演習を見学(右:ウィ・ウィンさん、左:イリヤ先生) 写真下: 国際シンポジウム交流会

写真上: ウェルカムランチで学生と交流
写真中: 2年生 生活援助方法演習を見学
(右:ウィ・ウィンさん、左:イリヤ先生)
写真下: 国際シンポジウム交流会

 

写真上: 着物の着付け体験 写真下: ウィ・ウィンさんによる民族舞踊「孔雀の舞」

写真上: 着物の着付け体験
写真下: ウィ・ウィンさんによる民族舞踊「孔雀の舞」

 

 

去る11月2日に本学との国際交流協定にもとづき来日した、国立アイルランガ大学看護学部の交換留学生ウィ・ウィンさんとイリヤ先生は、本学での看護や語学の講義、看護演習、さらに福岡、今津の赤十字病院、NGO小児がん支援施設や宗像メイトムでの3歳児検診などを見学しました。また、11月5日には本学学生による国際シンポジウムに参加するなど、この間、学部・大学院の学生、教職員と積極的にふれあい、日本の看護、看護教育さらに日本文化(着物の着付けも体験しました)や歴史(長崎原爆資料館、平和公園、宗像大社などを訪問しました)を学び、多くの人たちと日本とインドネシアとの友好を深めてきました。
本学での最終日には、お世話になったお礼にとウィ・ウィンさんが出身地である中部ジャワの伝統民族舞踊「孔雀の舞」を学生、教職員、地域の方々に披露してくれました。
今回来日したお二人は日本が初めてとのことで、「日本で多くのことを学ぶことができました。特に印象に残ったことは、老年看護の演習や、今津赤十字病院での老年看護実習でした。インドネシアではまだ日本のように高齢化が進んでいないことから、高齢者を対象にした施設はあまりなく、日本での学びを将来、インドネシアでも大きな課題となる老年看護の発展に役立てていきたいと考えています」と語り、さらに「現在、雨季で気温は30度を超えるインドネシアから日本に来て、思っていた以上の寒さを感じましたが、日本赤十字九州国際看護大学の浦田学長はじめ、自宅に招待していただいた3年生の藤井さんや滞在中の講義、演習、病院への案内・説明をしていただいたエレーラ先生、多くの学生・教職員の皆さんから親切にしていただき、人のあたたかさが身に沁みます」と感謝を述べられました。
なお、お二人の滞在の模様は、滞在中に取材のあった宗像市のフェイスブックにも掲載されています。 宗像市Facebook
また、今回の来日に先立ち、今年の8月に本学から交換留学制度を通じて藤井さんと大塚先生が、アイルランガ大学で、インドネシアの看護とインドネシアの文化・生活を学んできました。こちらの記事もご覧ください。 2014年8月27日キャンパス日記「インドネシア国立アイルランガ大学看護学部短期留学に参加しました」