今回のテーマは、「人生の最終段階の生き方や医療ケアについて考えてみませんか? ~あなたの人生を実りあるものに~」でした。
まず、本学 成人看護学領域の西山陽子准教授より、人生の最終段階の医療についてわかりやすい講話がありました。その後は、参加者のみなさんと一緒に「もしバナゲーム」を行い、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
「もしバナゲーム」とは、重い病気になったときに大切にしたい価値観や希望が書かれた35枚のカードから、自分にとって重要だと思うカードを選び、最後に特に大切な3枚へと絞っていくワークです。参加者の皆さんは、悩みながらも真剣にカードを選び、なぜその価値観を大切にしたいのかをグループで語り合いました。
「元気な今だからこそ、終末期について考えるのは難しい」という声もありましたが、話し合いが進むにつれ、「自分が大切にしたいことを改めて考える良い機会になった」「ほかの方の意見を聞くことで、新しい気づきがあった」などの感想が聞かれました。
人生の終末期について向き合うきっかけとなり、参加者同士が温かく語り合う有意義な時間となりました。







