3月8日に開催された成果発表会に12チームが参加し、それぞれが考える宗像市の課題に対する解決策として行ったユニークな活動の成果を発表し合いました。
私達のチームでは、今年度実施した「作る!備える!守る!〜みんなで学ぼう防災・減災教室〜」という防災・減災教室に関する成果を発表しました。
発表では、グループで考えた地島の地理的特徴として本土との移動手段がフェリーのみであるため、防災バッグやグッズの購入が難しいという課題に対して自宅にある身近なものを活用した防災・減災教室の内容を実施したことを説明しました。また、地島小学校の児童を対象にした教室であったため、教室を実施するにあたり工夫点についても共有しました。さらに、児童の感想を通じて防災への興味や意識が高まった成果についても報告しました。
グループの発表後には他大学の参加者との気づきや疑問点を共有する時間があり、互いに新たなアイデアを交換し、今後の展望につながる貴重な機会となりました。
今回の成果発表会を通して、今年度の活動を振り返るとともに、次年度以降に活かせるヒントを得ることができました。似たような課題であっても、様々な視点からのアイデアが課題解決に繋がっていることが印象的でした。また、他グループの発表内容も非常に興味深く、宗像で生活する人や大学生たちに広く知ってもらいたいと感じました。
**まちの課題解決プロジェクトとは**
大学生の柔軟な発想や大学の研究成果を地域の課題解決及び魅力向上につなげることを目的に、国立大学法人福岡教育大学と日本赤十字九州国際看護大学、宗像市が令和3年度から取り組みを開始した協働事業