令和5年度奨励研究制度に採択され取り組まれた研究成果が、1年間の研究を経て令和6年度に国際紙へ掲載、学会で成果の発表が行われました。本研究は、学内の減災プロジェクトチームで取り組んだ研究です。
Cureus(インパクトファクター1.1)に掲載された論文は、木村涼平講師と本学の教員で取り組んだスコーピングレビューです。減災教育に関する研究成果を国際的に発信し社会的な貢献ができました。
【論文】
Kimura R, Fukushima A, Kajiwara K, Sakuramoto H, Yoshihara S, Harada K, Nakayama T, Ito A: Scoping Review of Virtual Reality (VR)-Based Disaster Mitigation Education. Cureus, doi:10.7759/cureus.74062
【学会発表】
VRを活用した減災教育に関するスコーピングレビュー:木村 涼平, 福島 綾子, 梶原 弘平, 櫻本 秀明, 吉原 駿, 原田 紀美枝, 中山 晃志, 伊藤 明子, 第44回日本看護科学学会学術集会 2024年12月8日.
また、2024年12月8日に熊本で開催された第44回日本看護科学学会学術集会において、「VRを活用した地域と連携した減災教育の試み」の交流集会を行いました。
伊藤明子教授(日本赤十字豊田看護大学)、中山晃志教授の司会進行から原田紀美枝准教授、木村涼平講師、吉原駿助教が講演を行い、ご参加頂いた皆さんには宗像市と共同で作成したVRの体験をして頂きました。質疑応答では、VRの体験を踏まえた活発な議論があり有意義な交流集会となりました。