ベトナム ナムディン看護大学とオンラインで交流会を実施しました

3月31日、国際交流提携校であるベトナムのナムディン看護大学とオンラインによる交流会を行いました。コロナ禍で海外研修が中止となって以降、ようやく両大学の体制が整い実現しました。交流内容は、①新型コロナウィルスの状況および感染対策、②大学紹介、③文化交流です。ナムディン看護大学からは9名の学生が参加し、ほとんどの学生が日本語で自己紹介され、日本語が上手であることに驚きました。

まず初めに両国の新型コロナウィルスの感染状況と各大学の学修状況や取組みについて発表しました。基本的なコロナ対策にさほど違いはありませんでしたが、ナムディン看護大学では、定期的にPCR検査を実施しているということでした。また、実習では防護服を着用してコロナ感染患者を受け持つこともあり、怖さよりも目の前の人の力になりたいという強い思いで実習に臨んでいたということで、コロナの最前線で実習している彼らの姿に衝撃を受けました。

次に大学紹介では、本学は大学のある宗像市の名所や赤十字看護大学の特徴を説明し、ナムディン看護大学は動画で大学の施設やサークル活動等の紹介をされました。ボランティアで貧しい人々に食事を配っていると聞き、ベトナムの助け合いの精神を強く感じました。最後の文化交流では、日本側は折り紙を紹介し、3月ということもあり、ひな人形を作成することにしました。オンラインでの説明となるため、教室のホワイトボードに大きな折り紙を用意し、手持ちのカメラで映しながら折り方を説明しました。ベトナムの学生の折る作業はスムーズで、折り紙を楽しんでいる様子でした。ナムディン看護大学からはベトナムの文化や伝統的な食べ物などが紹介されました。大学の状況や文化に関する質疑応答も活発で、あっという間に時間が過ぎました。最後に画面越しに写真撮影をし、次回の交流を約束し終了しました。

写真②折り紙作成の様子
折り紙作成の様子

写真①本学学生による発表の様子 写真③オンラインで集合写真(手前がナムディン看護大学の学生)
本学学生による発表の様子               オンラインで集合写真(手前がナムディン看護大学の学生)