2024年12月16日(月)、2025年1月8日(水)に、第4回カフェ・ミーティングを開催しました!
今回は、TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2024での学びを本学と日本赤十字豊田看護大学の学生と教職員に発表しました。
事前研修では、日本の災害について学びを深め、米国研修ではニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンD.C.の3州を訪問し、事後研修では第8回世界災害看護学会国際学術集会にて学生セッションの企画・運営を行いました。
特に研修で印象に残ったことは、過去から学ぶことの大切さです。とあるミュージアムでは、健康と医療の歴史について学び、軍事医療から現在の医療へのつながりについて考えました。災害や戦争は起こらないことが一番です。しかし、過去の悲劇から医療や看護が見直され、トリアージや外傷治療に大きく貢献しており、医療機器の発明や発展のきっかけになっていることを学ぶことができました。私たちは、ミュージアムの役割として、過去に起こった悲劇を風化させないことだととらえております。そして、そこを訪れた私たちは、災害時に過去の歴史を踏まえて根拠に基づいた正しい情報を発信していくことが大切だと思いました。
研修を通して、当初は日本とアメリカの違いについて考えておりましたが、災害時において、日本もアメリカも、「1人でも多くの命を救うために」という目的は共通でした。この半年間の研修を通して、国籍や文化、宗教が異なる方でも、守られるべき尊厳や権利があることを学び、これから看護師として働く上で、わたしたちにできることはなにか、考え続けたいと思います。
私たちは、このプログラムに参加する前までに、自分たちの興味のある分野の研修などに積極的に参加してきました。今まで学んできたことがこのプログラムを通して、点と点がつながったり、新たな視点での疑問が浮かび上がったりすることができ、とても貴重な経験となりました。
学生生活の4年間は、振り返ると一瞬でした。ぜひ、学生のいまだから考える目標や夢を大切にしてほしいです。何かに挑戦する際にできない理由を探すのではなく、できる方法を模索してほしいです。自分自身で見つけることができなくても、友達や先生方に頼ったりしながら、今しかできないことに挑戦し続け、視野を広げてほしいと思いました。
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2024の学びをこちらのURLから閲覧できます。
ぜひ、ご覧ください!