看護師国家試験まであと78日。全員合格に向けて、4年生たちは急激な寒さにも負けず勉強を続けています。
11月27日(水)の1年生必修科目「疾病と治療Ⅱ」の講義に、福岡赤十字病院の循環器内科部長・向井靖先生が来学されました。講義後は、1年生が質問の列をなす頑張りぶり。その後ろに4年生も並んでいました。
今回、特別に向井先生の講義を聴講させていただいた4年生たち。臨地実習に看護技術の集大成となる演習、そして卒業研究も終えて、医師の先生方の話をどんどん吸収できるようになったのを実感しているようで、さらに勉強に熱が入っています。
向井先生は心電図の波形からとらえる疾患などについて看護学生に分かりやすくお教えくださいました。暗記のようにして覚えていた箇所も、向井先生のご指導で「ああ、そうか!」とうなずきながら改めて理解し、先ほどまでの曇った表情がぱっと明るい表情になりました。暗記ではなく、考えて答えを導き出すことで頭の中の知識を繋げます。理解度を深めていき、臨床の現場でもその引き出しが出せるように。そうして高度な医療に携わるキラリとした看護師を目指します。
福岡赤十字病院の臨床医の先生方の講義は年内続きます。苦手分野の克服に向け先生方の講義が待ち遠しい4年生です。
向井先生のご説明を、聞きもらさないようにと集まる4年生たち
心臓のデータを見せていただきながら