人間工学で環境物質量を測定しました

1年生の選択科目「人間工学」の講義の様子です。

⼈間⼯学の視点から、患者、看護両者の安全、安楽を確保するための技術、環境・設備について学んでいます。講師は九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科の香川治美教授です。

10月28日(月)と11月11日(月)の同講義では、講義室と体育館で、測定器を用いて床から10㎝、40㎝、70㎝、140㎝での温度、湿度、CO2、照度の測定を行いました。

本講義の狙いは、教室と体育館の環境物理量を計測し、その居心地を体感することです。日頃は、講義室を「講義を受講する場」、体育館を「運動する場」ととらえていると思いますが、居住空間として検証しました。環境物理量には温度は18℃以上28℃以下、湿度は(40%以上70%以下)、CO2は1000 ppm以下という基準があります。測定結果は教室・体育館共に基準内に収まり、今の季節では「快適」という結果となりました。

気候や人数の加減によっても数値が異なるため、年間通しての計測を行うと居心地の対策ができそうだと学生たちから意見が出されました。

2024.11.12_人間工学_河合浩一➀
① まずは測定器とスマートフォンアプリの初期数値をチューニングしました
 
 
 
 
 
 
 
 

2024.11.12_人間工学_河合浩一➁
② 床上10㎝
 
 
 
 
 
 
 
 

2024.11.12_人間工学_河合浩一➂
③ 床上40㎝
 
 
 
 
 
 
 
 

2024.11.12_人間工学_河合浩一➃
④ 床上70㎝
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2024.11.12_人間工学_河合浩一⑤
⑤ 床上140㎝
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2024.11.12_人間工学_河合浩一⑥
⑥ データの書き出し