9月14日(土)、宗像市総合防災訓練後に地島小学校で、『作る!備える!守る!〜みんなで学ぼう防災・減災教室〜』をテーマに児童5名に向けて防災・減災教室を開催しました。
昨年の活動の反省から、本土から離れた地域である地島では、最新の防災グッズを手に入れるのはハードルが高いと考えたため、“身近な物を利用する”ということを今回のテーマにしました。また、児童が自分で防災グッズを作ることができ、平時から備える意識が持てるように、教室の準備を行ってきました。
教室の内容として、家にある身近な物を活用した傷の応急手当てや災害時に利用できるようなグッズ作成を実施しました。応急手当てでは、児童に実際の傷病者を想定したうえで、実践してもらいました。防災グッズ作成では、新聞紙で出来るお皿やスリッパ、ペットボトルを利用したランタンを作成してもらいました。小学生が主体的に考えられるように、話し合いや実験の時間を設け、○×クイズも実施しました。
児童は、楽しそうに教室に参加しており、「怪我の手当てや防災グッズ作りができてよかった」「1人でも作ることができた」「地震や災害が起きたときの準備をしたい」などの感想が聞かれました。今回の教室で、児童の防災・減災への興味や意識の向上に繋げることができたと考えます。
また、対象者が小学生ということもあり、分かりやすい言葉で伝えることの難しさを感じました。児童の活発的な発言や、災害についての豊富な知識に私たちも驚かされました。
教室の様子 |
〇×クイズの様子 |
防災グッズ作成の様子 |
危険箇所探しの様子 |
ランタンの様子 |
手当ての様子 |