今回の成果発表会では10チームが参加しており、それぞれのチームが考える宗像市の課題に対して、課題解決のために実施したユニークな活動を発表し合いました。
私達のチームでは、今年度実施した「地島の皆さんと一緒に防災・減災教室!広がれ地域の防災・減災の輪」と題した、防災・減災教室の成果を発表しました。発表では、地島が離島である地理的特徴から食料やボランティアが到着するまでに時間を要すると考え、災害発生時に自主的な避難行動ができないことで二次災害が増大することが課題としてあげました。そこから、私たちのプロジェクトでは、自助力を上げるために教室で防災グッズの準備や備蓄食の試食体験を通して住民の方と考えていったことを説明しました。
今回の成果発表会を通して、今年度私達が実施してきた活動について振り返るきっかけとなり、次年度以降に繋げられるヒントを得られたと考えます。また、質問にて当日の参加者の雰囲気について尋ねられ、参加者が笑顔で楽しく教室を実施できていたことも振り返ることができたため、来年度以降も楽しいプロジェクトを考えたいです。他のグループの発表を聞き、似たような課題であっても様々な観点から課題解決のために多様なアイデアが生まれており、プロジェクトが実施されていることが印象的でした。興味深い内容も多かったため、宗像で生活する人にもっと知ってもらいたいと感じました。
*まちの課題解決プロジェクトとは*
大学生の柔軟な発想や大学の研究成果を地域の課題解決及び魅力向上につなげることを目的に、国立大学法人福岡教育大学と日本赤十字九州国際看護大学、宗像市が令和3年度から取り組みを開始した協働事業
発表の様子 |
|
|
質疑応答の様子 |