2月16日(金)に学生有志と国際看護実践研究センターのコラボ企画として、第7回カフェ・ミーティング「櫻本先生のプロフェッショナル〜クリティカルケア看護の視点から考える”看護の可能性”」を開催しました。
今回は、本学クリティカルケア・災害看護領域の教授である、櫻本秀明先生にお話いただきました。先生の幼少期から学生時代、臨床時代から大学教授に至るまでの経歴や体験談、クリティカルケア看護に対する考えについて、看護師としてだけではなく、人として大切なことを教えていただきました。自然豊かな山間部で育った櫻本先生は、好奇心旺盛な性格からじっとしていられず小学校の先生からよく呼び出されていたそうです。時折、先生のかわいらしい写真が出てくると参加した学生から笑みがこぼれていました。学生時代は遅刻しそうになり電車を追いかけた日や、学校に通わず友達と遊び回っていた一面もあったことを聞き、参加者は驚いていました。
櫻本先生は “自立“とは1人で生きていくことではなく、依存先を増やして誰かに頼り頼られながら生きていくことであると言われました。自分自身がどうなりたいかという考え方も大切ですが、一緒にいる仲間や環境によっても大きく左右されるとも思いました。自分のやりたい研究があった時に、それに挑戦することのできる知識や技術、一緒に研究する仲間がいるかが重要であり、そのためにも日々の自己研鑽は欠かさず、人とのつながりを大事にして周囲と頼りながら生きていくことが大切であると感じました。櫻本先生の形にとらわれない考え方を聞いて、多くの学生が、自分のやりたいことに対してのびのびと自由に生きていく大切さを感じることができました。やりたいことを突き進んで日々たゆまぬ努力をした先に、いまの櫻本先生があるのだと思い、私達はこれから進路に向けて、直向きに突き進みたいと思いました。
講演会の様子 |
質疑応答の様子 |