ひとりを看る目、その目を世界へ ~人道危機に対して、今私たちにできることを行動に~

世界の紛争や迫害、気候変動による災害により、過去最多1億840万人もの人々が人道危機に瀕しています。10月7日からのガザ・イスラエル人道危機を目の当たりにし、1日も早い停戦を願いつつも、何も変わらない現状に憤りを感じるとともに、何もできない自分の無力さに苛まれる日々です。報道の影に隠れ、顧みられない人道危機や気候変動により危機に瀕している人々のことも、忘れてはいけません。

このような状況の中でも、国際赤十字(赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字・赤新月社)は、苦しむ人々に手を差し伸べ続けています。

本学では、「人道危機に対して、今私たちにできること~自分の考え・想いを行動に移そう~」と、特別企画を考え開催しました。第1・2部では、日々変化する状況の中、イスラエル・ダビデの赤盾社(イスラエルの赤十字社)やパレスチナ赤新月社、エジプト赤新月社、赤十字国際委員会(ICRC)等の職員やボランティアが、最前線で救援活動を続けている活動報告(ウェビナー)を、第3部では、赤と白の折り鶴でかたどった赤十字の標章とキャンドルの灯のもと、学生・教職員で人道危機にある方々に思いを馳せ、一日も早い平和を願いました。今日、今という時間を平穏に過ごせていることに感謝しつつ。

延べ90名の学生・教職員が、「今私たちにできること」を行動に表しました。みなさんも「ひとりを看る目、その目を世界へ」、一歩を踏み出してみませんか。

平和への願いをこめて
平和への願いをこめて
赤十字モニュメント前でキャンドル点灯
赤十字モニュメント前でキャンドル点灯
点灯式に集まった学生・教職員たち
点灯式に集まった学生・教職員たち
Resize赤十字活動報告会を視聴する学生
赤十字活動報告会を視聴する学生
赤十字ニュースを見る学生たち
赤十字ニュースを見る学生たち