地域連携・教育センターで今年度新しい講座として「かがやけシニア!いきいきシニア世代の健康づくり」をシリーズ3回で行っております。今回が第3回目となりました。
今回のテーマは、「エンド・オブ・ライフについて考えましょう あなたの人生を実りあるものに」と題し、本学の中村光江教授(慢性看護)を講師に迎え開催しました。当日は寒い中13名の方と2名の学生ボランティアが参加しました。
まず講義では、近年エンド・オブ・ライフが注目されている背景について、エンド・オブ・ライフの時期に問題になりやすい医療の選択について具体例を挙げて説明がありました。そのあと、4~5名でテーブルを囲み、余命があと半年だとしたら何を大事にしたいかについて話し合いました。
学生ボランティアが入らせていただいたテーブルでは、若者とシニア世代との考えの違いがあり、学生たちは人生の先輩方から多くのことを学ばせていただいたようです。また、参加者の方からは「勉強になった」「今後のことを考えていきたい」「エンディングノートを作ろうと思う」といったご感想をいただきました。
エンド・オブ・ライフで大切なことは、自分自身がどのように生きていきたいのかを考えておくこと、そしてそれを大切な人と繰り返し話すこと、医療者も含めて話し合うことも大切であることが分かりました。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。
「エンド・オブ・ライフ」聞いたことありますか? |
人生の締めくくりをどう過ごしたいか、悩みますね |
話を聞きながら自分に置き換えて考えました |