宗像市地島での防災・減災意識の向上を目指して活動を行っている、学生有志によるグループ「それゆけ!!日赤生in地島」(以下、地島チーム)の活動が、この度、地域づくりネットワーク福岡県協議会が主催する第16回「ふくおか地域づくり活動賞」に表彰されました。
地島チームは、令和3年度に発足し、宗像市大学生による「まちの課題解決プロジェクト」*の採択を受け、地島をフィールドとして地形や道路の整備具合、島民の世帯状況などの実地調査を行ってきました。3年目となる今年度は、これまでの調査で得られた情報を基に、宗像市総合防災訓練が行われる9月9日に「防災・減災教室」を実施し、住民の方々の防災・減災に対する意識向上の機会となりました。また、実施後には、防災・減災教室で使用した備蓄食や防災グッズを地島小学校に寄贈しています。
こうした地域・行政と連携した継続的な活動が、地域課題の解決へ寄与し、今後の発展が見込まれると評価され、今回の表彰に至りました。代表の学生は、来年1月に北九州市で行われる表彰式に出席します。地島チームは今後も継続的な活動を行っていく予定です。
*まちの課題解決プロジェクトとは*
大学生の柔軟な発想や大学の研究成果を地域の課題解決及び魅力向上につなげることを目的に、国立大学法人福岡教育大学と日本赤十字九州国際看護大学、宗像市が令和3年度から取り組みを開始した協働事業
島内マップを作成 |
島の中心的役割を担う自治会長・民生委員・消防団に対する防災・減災教室 |
住民全体への防災・減災教室 |