１１月５日にアスティ祭が開催されました。
今年度は、コロナ禍以降、久しぶりに住民の皆様にご参加いただくことができました。やっとマスクをはずして生活ができるようになりましたが、まだまだ感染症には注意が必要です。そこで、今年の健康応援企画は、測定コーナーに加えて、手洗いチェックや血中酸素飽和度(SpO2)の測定を行いました。
私たち学生は「身長、体重、BMI、血圧の測定コーナー」「SpO2測定コーナー」「手洗いコーナー」の3ブースに分かれて、ボランティア活動を実施しました。今回は合計76名もの地域住民の方が教室に足を運んでくださり、地域住民の方と学祭を通し交流を深めることができ、私たちもとても楽しかったです。
血圧の測定コーナーでは、地域住民の方とコミュニケーションをとりながら、血圧測定を実施しました。今まで学んできた手技や知識を活かしながら、測定結果を伝えるだけではなく、ちょっとした保健指導も行うことができ、とても良い経験ができました。
SpO2測定コーナーでは、実際に測定しながら説明を行いました。高齢者の方だけではなく小学生や中学生がいる家族の方も参加されていました。測定したことがない人もあり、興味津々に聞いてくれていました。なぜ測定するのかなどを自分たちで説明することで、復習にもなり地域の方とのコミュニケーションをとりながら実施することができました。
手洗いコーナーでは、参加者が普段の手洗いでどのくらい洗えているのかを、手洗いチェッカーを用いて可視化しました。洗い残しがある部分を一緒に確認し、正しい手洗いの方法を実際にして見せて、覚えて帰ってもらいました。地域住民の方を対象に保健指導のような内容を実施することは、実習以来だったので、緊張しながらも楽しむことが出来ました。お子さまの参加者も多く、コーナーに展示していた人体モデルをみながら、人体の構造を学びながら、健康を考える機会になりました。
また、宗像市大学生による「まちの課題解決プロジェクト」＊に採択された２つのグループの活動紹介では、学生たちの説明に多くの皆様が関心をもって下さいました。
私たち学生たちにとっては、日頃の学習成果を皆様に還元する機会となり、住民の皆様とふれあう機会を頂き、楽しい時間を過ごすことができました。ご参加ありがとうございます。
＊まちの課題解決プロジェクトとは＊
大学生の柔軟な発想や大学の研究成果を地域の課題解決及び魅力向上につなげることを目的に、国立大学法人福岡教育大学と日本赤十字九州国際看護大学、宗像市が令和3年度から取り組みを開始した協働事業
 コロナの流行時に話題になったSpO2って何？ |
 自宅でできる口腔ケアを説明 |
 手洗いコーナー |
