学生が企画した第6回カフェ・ミーティングを開催しました

第6回カフェ・ミーティングでは、本学の看護の基盤領域の添田梨香先生にお話をいただきました。

講演会では、添田先生の大学時代から現在に至るまでの経歴や体験談をお聞きしました。大学時代は看護の教育学部に進学し、講義や実習を通して、学びを深められたことや大学院1年の途中で多胎妊娠する中、大学院は休学せずに学業と両立したと聞き、参加者は驚いていました。また、学生時代は明確な将来のビジョンはなく、医療系に関わらず様々な会社の説明会の中で、誇りを持って仕事をしている方の話に感銘を受け自分自身ができることをしようと決意しておられました。添田先生のお話を聞き、明確な目標を掲げることのできていない学生も焦らなくても良い、とご自身の経験談から語られており、聴講していた学生は安心した様子で聞いていました。現在は、子育てと教職を両立されており、学生一人一人と向き合って私たちに看護を教えてくださっています。

座談会では学生からの質問に対して、家庭や大学生時代のサークル、恋愛やアルバイトのお話を深掘りしてお話を聞きました。その中で「できることを、できる人が、できる時に」という言葉を聞き、参加者一同、感銘を受けました。参加者から普段は演習でしか関わらない添田先生ですが、参加した学生からは、「先生を身近に感じることができ良かった!」「これからの自分の励みになった」など前向きな感想をいただきました。

今回のカフェ・ミーティングは、1年生を中心に初めて企画し不安もありましたが、メンバー同士で協力し合い、3年生からのアドバイスを受け、大きな達成感を得ることができました。

企画・運営メンバー一同

 
2022年度から行っているカフェ・ミーティングでは、学生が主体的に企画運営する力を育むことができるように、国際看護実践研究センターが支援を行っています。今回のカフェ・ミーティングは、過去のカフェ・ミーティングにおいて海外で活躍する卒業生の話しを聞いて刺激を受けた学生が、まずは身近なテーマで自分たちができることから企画運営をやってみたいという思いからスタートしました。学生は、世界で活躍できる力を身につける一歩を踏み出せたのではないかと思います。

今後も国際看護実践研究センターは学生の主体的な活動を支援したいと思います。

国際看護実践研究センター カフェ・ミーティング担当

 

2023.11.16_➀第6回カフェミーティング 宇都宮
参加者が添田先生の講演を聞いている様子
済:2023.11.16_➁第6回カフェミーティング 宇都宮
座談会で添田先生と話している様子
済:2023.11.16_➂-1第6回カフェミーティング 宇都宮
              企画・運営を担当したメンバーの集合写真
済:2023.11.16_➂-2第6回カフェミーティング 宇都宮