大学生の力によるまちの課題解決プロジェクトの成果発表会に出席しました

このプロジェクトは、「大学の魅力向上」と「大学と協働したまちづくりの実践」を目指し、大学の研究成果や学生の力を生かし、まちの活性化につなげるものです。本学からは、5件の事業が採択され、3つの学生グループと2つの教員グループが活動を行いました(プロジェクト詳細はこちら)。

学生グループを代表して、グローカルボランティアサークルBrückeの藤田さんの参加報告をご紹介します。

「成果発表会では、5大学から合計13グループが参加し、それぞれの活動について発表がありました。昨年は新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインでの開催でしたが、今年は対面で開催することができ、活発な意見交換の場となりました。それぞれのプロジェクトチームが宗像市を活性化させたいという同じ目標を掲げており、将来を見据え、未来の宗像に繋がっていく企画も多く展開されていました。また、それぞれが全く別のアプローチで目的の達成にむかっており、多様な価値観に触れることができました。今回は、各プロジェクトチームが独立した企画となっていましたが、今後は大学の垣根を越えて複数のプロジェクトチームのアイデアを組み合わせることで、さらに充実した活動になり、より多くの人に活動を届けることができるのではないかと、今後のプロジェクトの広がりも期待できると感じました。

私たち、グローカルボランティアサークルBrückeでは、「知らぬなら知らせてみよう宗像市」をテーマに、若い世代に向けて宗像市の情報発信をしました。私たち大学生の多くは、宗像で余暇を過ごすことはほとんどないため、宗像の魅力に気が付けないまま卒業し、宗像を離れてしまうことを課題と捉え、宗像市の魅力を伝える動画を作りました。実習や課題との両立でスケジュールが合わず、なかなかプロジェクトを進められない時もありました。しかし、魅力を伝えるプロジェクトなので、まずは私たちが楽しむことを大切に進めてきました。そのため、宗像の魅力がたくさん詰まった動画を作ることができました。

このようなプロジェクトに参画させていただくのはハードルが高いと感じていました。実際に参加してみると他の大学の学生のプロジェクトチームも試行錯誤しながら築き上げる姿がとても印象的でした。今後は、学内でも活動を広げていき、来年度以降に参加する学生が増えてほしいと思います。」

その他、本学学生からは2チーム発表を行いました。国際看護コースチームは「みんなで人道について考える~健康を守ろう!個性を知り認め合おう~」をテーマとして小学生を対象に、災害から命を守る防災リュックの作成や個性を認め、人を思いやれるプログラムの実施を報告しました。

地島チームからは「Let’s防災教室 島民の方々と日赤生がつながる!in地島」をテーマに、災害時の食事の備えに焦点化し教室を開催しました(詳細については、「地島で防災・減災教室を実施しました!」をご覧ください)。

2023.3.11_まちプロ成果発表会_(総務課)成果発表を振り返り
成果発表を振り返り
2023.3.11_まちプロ成果発表会_(総務課)発表(国際看護コースのグループ)
発表(国際看護コースグループ)
2023.3.11_まちプロ成果発表会_(総務課)発表(地島グループ)
発表(地島グループ)