宗像市総合防災訓練に参加しました!

宗像市防災連携会議主催の令和4年度宗像市総合防災訓練に、本学のボランティア学生15名と教職員7名が参加しました。今年度のメイン会場は赤間西地区にある赤間西小学校でした。

9月10日午前8時55分に宗像市で震度5強の地震発生の想定で訓練は開始されました。本学の学生たちは傷病者役を住民の方々とともに演じました。傷病者の役に徹するために、学修した赤十字救急法を復習し、けが、きずの手当、骨折の手当、などを復習して訓練に臨みました。草むらの中に横たわり、救助を待つ傷病者や一次トリアージをされ、二次トリアージを待つ傷病者役を演じました。今回の訓練では、晴天の中、負傷し救助を待つ負傷者の気持ちを疑似体験する機会になりました。

救助者として消防隊員によるトリアージと搬送、重傷の負傷者の搬送にはヘリコプターによる搬送のデモンストレーションが行われました。防災に対する宗像市や地区の方々の取り組みを知り、自分たちの防災に対する意識を再確認する機会にもなりました。

訓練会場には、警察署のパトカーや白バイ、陸上自衛隊飯塚駐屯地からは大型トラック、車両、バイクなどが展示されていました。また参加者は、災害時に使用する発電機、ライト、テントなどを実際に動かし、心肺蘇生法の実技演習を体験していました。心肺蘇生法に真剣に取り組む小学生の姿が印象的でした。

今回の訓練で学んだことを、今後の防災・減災に活用したいと思います。今回の訓練に参加する機会をいただきましたことに深く感謝いたします。

写真①AED訓練2
地域住民に心肺蘇生法をレクチャーしている様子

写真②負傷者役3
傷病者役になりきる学生

写真③赤トリアージ中
消防隊員による1次トリアージ

写真④トリアージベストフォト
DMATによる2次トリアージ

写真⑤集合写真2
ドクターヘリの前での集合写真