新型コロナ感染の第7波により、夏休み前半の行事は中止になるところが多かったようです。本学に一番近い吉武小学童保育所には48名の子どもたちがいます。新型コロナ感染蔓延の中、子どもたちに夏休みの想い出づくりに協力できればと考え、本学の教員5名は吉武小学童保育所を訪問し、特別学習会を開催し、1年生から6年生まで、32人が参加してくれました。
当日、高学年は聴診器で心臓の音を聴き、モデルを用いての心臓マッサージそして傷の手当を体験しました。倒れている人の命を救う大切な心臓マッサージは、人体の構造を少し学んでみんな真剣に取り組んでいました。子どもたちは、簡単そうに見えた心臓マッサージの大変さと大切さを実感したようでした。
低学年は、始めに、アルコール手指消毒の正しい方法を学びました。そして聴診器を胸に当て、自分やお友だち、先生の心臓の音が聴こえると「聴こえた！」と嬉しそうにしていました。また、子どもサイズの看護師のユニフォームやドクターコート、そして日本赤十字社の災害救護の際に着用する救護服のファッションショーをして、楽しい時間を過ごしました。日本赤十字社のマスコットキャラクターである「ハートラちゃん」もハートランドから参加し大人気でした。ハートラちゃんのおでこの赤十字マークについても、勉強しました。
吉武小学童保育所の子どもたちと先生方、そして本学の教員とともに楽しい夏休みの想い出をつくることができました。
AEDを使ってみよう
心臓マッサージをやってみよう
真剣に講義を聞いている様子
