教員が臨床を支援しています!

COVID-19禍のため医療提供体制が逼迫し、看護師が不足しています。厚生労働省からは看護教員に対し、「新型コロナウイルス感染症対策における看護師等の免許を有する教員や大学院生の支援について」と臨床への協力が依頼されました。

本学の看護教員は全員が看護師です。そこで、令和3年2月より、主たる実習施設である福岡赤十字病院において、外来受付(トリアージ)を支援してきました。また、医療従事者等を対象としたCOVID-19ワクチン接種開始に伴い、3月からはワクチン接種業務への支援も開始しました。写真はシリンジに薬液を充填する作業中の様子です。

看護支援は個々の教員の意思によるボランテイアです。自ら手を挙げ、交替で支援に参加しています。COVID-19禍で臨床は久しぶりという教員もすぐに勘を取り戻して活躍しています。本学の教員は教育を最優先として尽力してきましたが、一方では臨床に協力したいという思いを日々強くしてきました。今回の看護支援によって、臨床が次々と難しい対応を迫られる大変な状況であるという認識を新たにしています。

学生の皆さんにも看護支援の経験を伝え、COVID-19禍の臨床の状況を共有したいと思います。

看護支援
看護学部 学部長 中村光江