福岡県日赤紺綬会創立60周年記念総会に参加しました

去る12月18日、 日本赤十字社名誉副総裁である寛仁親王妃信子殿下御臨席のもと開催された、「福岡県日赤紺綬会創立60周年記念総会」に参加しました。

日赤紺綬会とは、多額の社資(活動資金)の寄付者から成る赤十字支援団体であり、福岡県日赤紺綬会は、全国の紺綬、有功会の中でも最大の規模を誇り、日本の赤十字活動を支える柱のひとつです。

総会では日本赤十字社福岡県支部への寄付を通じて、紺綬会の発展に功績のあった方々への表彰が行われました。
自然災害が頻発する昨今、赤十字の人道の精神に基づく様々な活動の重要性が、社会的にも改めて認識されています。赤十字の活動は全て国民の善意で成り立っており、紺綬会、有功会の会員として活動を支えて下さる方々がいることで、赤十字が様々な場で活躍できているのだと改めて実感しました。

総会で、私たち学生は、戦前に使用されていた救護服である黒衣を纏い、表彰者の案内役や介助役として登壇させていただきました。黒衣を着ることで、諸先輩方がどのような思いで戦地に赴かれたのだろうかと思いを馳せて、改めて赤十字の歴史の重みを感じることができました。

このような貴重な機会を与えて頂いたことに感謝し、卒業までの残り3か月、悔いのないよう学業に励みます。

学部4年生 植木 碧

2019.12.18(日赤紺綬会)