赤十字概論の授業「人道」についてグループ発表

私たちは赤十字概論の授業で「人道」について考えるグループワークをし、発表を行いました。
まず、私たちのグループでは「人道が意味することは何か」について考え、差別をしないこと、相手に先入観を持たないこと、命を大切にすること、助けを求めている人に手を差し伸べることの4つの考えが出ました。しかし差別をしないことも人を助け合うことも当たり前ではないかと考えた時に、当たり前だと感じることを当たり前に行動に移せることこそが「人道」ではないかと考えました。

そこで、この人道を実現するためには、宗教的、文化的違いを理解すること、看護技術を学び、得た技術を正しく使うことが必要であると考えました。より具体的に実行に移すために自分たちがするべき行動は3つの意見が出ました。

1つ目は他人を理解するために、読書をして知識を身につけることです。

2つ目は積極的に人と接するためにボランティア活動に参加することです。私は特別支援学校のボランティア活動の中で、コミュニケーションを取ることが難しい方に出会い、その方の表情やジェスチャーを見ているうちに、どう思っているのかを感じることができた経験があります。そこで人を観察してどう思っているのかを推測する力は看護師として働く上でも大切なことだと改めて思い、ボランティア活動を通して新たな発見をすることができると感じました。

3つ目は世の中に訴えることです。2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユサフザイさんは「全ての女子に教育を」と訴え世界に大きな影響を与えました。マララさんのような大きなことはできなくても、自分で調べ、友達と共有して話し合うことで世界に訴えていくことにつながっていくのではないかと考えます。

今回のグループワークにおいて、読書やボランティアを行い看護の勉強をし、正しい教養を身につけ、様々なことを柔軟かつ正確に判断し、気づく力を養うべきだと感じました。今回調べて発表したことを今後の大学生活に活かしていきたいと思います。

1年生 11グループ代表

20190517赤十字概論① 宇都宮真由子
講義棟1階掲示板にて

20190517赤十字概論② 宇都宮真由子
図書館にて