平成30年2月13日より3月9日までの4週間、東ティモール、パプアニューギニア、インド、パキスタン、ヨルダン、エジプト、ガーナ、ブルンジ、リベリア、マラウイ、シエラレオネ、南スーダンの12カ国から14人の研修生をお迎えして、JICA集団研修「地域保健向上のための保健人材強化」を開催しました。
研修生は講義を受けるだけでなく、保健医療関連施設や行政機関を訪問し意見交換を行いました。また、研修プログラムの合間に日本文化に触れることで、日本についても新しい発見があったようです。研修終盤では、12カ国の研修員に本学教職員が加わり、ディスカッションを行うことで、それぞれの保健医療現場での人材育成の課題が挙がり、お互いにとってよい学びとなりました。
最後に、アクションプランの発表がありました。どの研修員が立案したプランも、具体的かつ効率的な内容になっており、帰国後どのように今回の研修を活かしていくかを窺うことができ、実り多い計画実施が期待されます。最終日の閉講式では、研修員はそれぞれ晴れ晴れとした笑顔で修了書証を受け取っていました。
今日も世界のどこかで、研修員が活躍していることを祈っています。
修了証を受け取る研修員ジューンさん(南スーダン)
14名の研修員全員が笑顔の閉講式
国際看護実践研究センター 宇都宮