福岡県日赤紺綬会第58回総会に参加しました

11月15日(水)、私たちは日本赤十字社副社長臨席のもと、ヒルトン福岡シーホーク(福岡市)で開催された福岡県日赤紺綬会58回総会に参加しました。この紺綬会は毎年行われており、日本赤十字社福岡県支部に多額の社資を頂いた方や、紺綬会の発展に功績のあった方に対して表彰状や表彰楯の贈呈が行われます。

赤十字は人道の精神および国際性に基づき、紛争等の犠牲者支援・災害復興支援・保健衛生支援事業など、紛争や災害被災に苦しむ人々に手を差し伸べる支援を継続して行っています。国内では今年7月に発生した九州北部豪雨に対する支援をはじめ、国外ではドミニカ共和国を襲ったハリケーン、メキシコ地震などに対する支援など、世界的に幅広く活動を行っています。

こうした赤十字活動は全て国民の皆様の多大なる善意(社資・寄付金)で成り立ち、また支えられているのだということを、今回紺綬会に表彰者の案内役や介助役として登壇させていただき改めて実感しました。また総会では、戦前に使用されていた救護服である黒衣(式服)を纏いました。黒衣に込められた奥深い歴史に思いを馳せ、その精神を私たちが受け継いでいくのだという重みを感じることが出来ました。

赤十字の看護学生でしか参加できないこのような貴重な機会を与えて頂いたことに感謝し、卒業までの期間悔いのないよう学業に励んでいきたいと思います。

2017.12.01 下川恭平 福岡県日赤紺綬会総会

4年生 松尾 沙貴、松尾 美記