九州北部豪雨ボランティア活動報告

8月1日、九州北部豪雨で甚大な被害を受けた大分県日田市へ、社会福祉協議会を通じて学生15名、職員1名、計16名でボランティア活動を行ってきました。豪雨から約1カ月を迎えようとした被災地は、泥や流木で茶色く濁った景色が広がっており、被害の大きさを物語っていました。

今回作業したお宅は川の側にあり、何度か作業が行われているにも関わらず、未だ泥や水が残っているという状況でした。気温30度を超える中、11時半から15時半までの四時間、家財の搬出や床板の撤去、床下に溜まった水や泥を出す作業を行いました。お宅の方とお話しする中で「怖かった。どうなることかと思った。避難はしていたけど一瞬で水が上がってきて、山からも滝のように水が来た。当初は不安しかなかったけど、今はたくさんの方がボランティアで来て下さるので本当にありがたいし、立て直していかなきゃ。」と前向きに歩もうとする姿を見て、今後も継続した支援の必要性を再認識しました。

今回、有志で集まってくれた学生を含め、活動に携わって下さった先生方、ボランティアセンターの方々等、お世話になった皆様に深く感謝致します。

KDNSサークル 3年生 実崎歩美