8月31日(木)第6回国際フォーラム「フォレンジック看護とは?」を開催します

本学オーヴァルホールにおいて、第6回国際フォーラムを開催します。フォレンジック看護とは、暴力、虐待、犯罪、事故、災害に遭遇した方に、法医学的知見を活かし、人権擁護の立場から健康回復に務め、公衆衛生の向上に寄与する看護学の新たな領域です。現在、フォレンジック看護の重要性が注目されていますが、日本では、フォレンジック看護の実践について、まだ十分に知られていません。

第Ⅰ部では、フォレンジック看護のパイオニアであるバージニア・リンチ先生に、2017年9月2・3日に開催されるフォレンジック看護学会の前に本学へ来校される機会を通して、アメリカでのフォレンジック看護の実践を紹介していただき、日本のフォレンジック看護の実践と課題を考える機会とする予定です。

第Ⅱ部では、日本の暴力被害を受けた女性と子どもの理解と支援について考えます。また、性暴力被害者支援看護師養成講座の実際を知ることは、性暴力被害の支援を考える貴重な機会となります。

臨床看護師、看護管理者、大学教員、大学院生、看護学生等、どなたでも参加いただけます。通訳をお願いしますので、皆様、お誘いあわせのうえ、お気軽にご参加ください。(参加費無料)

<概要>
2017年8月31日(木)於:本学オーヴァルホール
  13時 10分〜13時 20分:開会の辞 (学長・国際看護実践研究センター長)

【第Ⅰ部】総論 アメリカと日本のフォレンジック看護
  13時 20分〜 「アメリカでのフォレンジック看護の実践」
         国際フォレンジック看護学会創設者・初代会長
         講師 バージニア・リンチ先生(日本赤十字九州国際看護大学 客員教授)
  14時 10分〜 「日本のフォレンジック看護の実践と課題」
          講師 米山奈奈子先生(秋田大学大学院医学系研究科 教授)
  14時 40分〜14時 50分:休憩

【第Ⅱ部】各論 日本の暴力被害の支援
  14時 50分〜 「暴力被害を受けた女性と子どもの理解と支援」
          講師 キタ幸子先生(東京大学 助教)
  15時 40分〜 「日本の性暴力被害者支援看護師養成講座の実際」
          講師 加納尚美先生(茨城県立医療大学 教授)

詳細はこちら[PDF]をご覧ください。

問合せ先:国際フォーラム担当 永松・菅原・山内・川原・辻本
代表0940-35-7001
e-kawahara@jrckicn.ac.jp
j-tsujimoto@jrckicn.ac.jp