NPO法人こねっと主催くるくるリユースのボランティア活動に参加しました

 平成29年1月21日(土)NPO法人むなかた子育てネットワークこねっとが主催する「くるくるリユースin Winter」に、昨年に引き続き本学学生18名、教員6名の計24名が、ボランティアとして参加しました。
 活動内容としては、乳幼児期を中心とした子どもの衣料品や日用品のリユース会場の運営補助をしました。長蛇の列ができる中、バルーンアートを配布し、子どもたちに遊びの提供を行いました。また、別会場では「日赤看護大によるお得でためになるコーナー」と題し、手洗いチェッカーを用いた手洗いチェックコーナーや、小児救急法のコーナーを企画しました。今年度は昨年度のようにお母さんと子どもだけではなく、お父さんも一緒に企画に参加していただけるようにしました。手洗いチェックを行った方々には「普段の手洗いでうまく洗えていないところがわかって、子どもにも教えやすくなった。」などの感想をいただき、おうちでの手洗いを見直すきっかけを提供できたかと思います。妊婦体験、抱っこ体験では、実際に妊婦スーツを着ていただき「妊婦の生活の大変さを実感し、さらに感謝の気持ちが強くなった。」などの感想をいただきました。
 今回のボランティア活動では、病院実習では関わることのない健康な子どもたちの姿を知ることができ、病院実習を終えたばかりの3年生からは、「病を抱える子どもと関わるなかで目指すべき健康な状態について考える機会となった」との感想や、助産師への相談コーナーにおいて「実際にお母さん方がどのような不安を抱えているのかを知ることができた」との感想があがりました。私自身も抱っこ体験のコーナーを担当し、もうすぐ兄弟が増えるという4歳の女の子が母親の役に立とうと一生懸命に赤ちゃんのおむつ交換と着替えを練習している様子から、子どもであっても親を思う気持ちの強さを改めて知ることができました。また実際に赤ちゃんのおむつ交換や着替えを一緒に行うことで、子どもへの説明で工夫するべき点などを学ぶことができました。
 このような機会を提供してくださった、NPO法人こねっとの皆様、宗像市役所市民協働環境部生活環境課の皆様、そして、くるくるリユースに参加された皆様に深く御礼申し上げます。

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子どもたちが折り紙で遊ぶコーナーの準備

  
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学生が作成した本学のブースの入り口

  
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バルーンアート作成中の学生たち

  
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子どもに手洗いを指導する学生

3年生 吉田 恵