2016年7月11日に「ビブリオバトル」を開催しました。ビブリオバトルとは、出場者がおすすめの本を持ち寄り、5分間でその魅力を語って、最後に参加者全員で読みたくなった本(チャンプ本)を投票して決定する書評バトルです。大学生参加の大会が、毎年1回、全国規模で行われています。
今回の会は、「ビブリオバトル九州北部地区決戦大会」(11月頃開催予定)に出場する本学の代表者を決定するものです。発表者は、1年生の荒木さん、岡村さん、笠井さん、2年生の有浦さん、堀さんの計5名です。
今回5人が紹介してくれたのは全て小説でしたが、発表者は、「本を読むのが好きではなかったが、この本を通して自分の強みを知ることができ、読書の良さを教えてもらった」、「医療者である主人公の言動が看護師を目指す自分の励みになった」、「人間関係で悩んでいた時に頭の中をすっきりさせてくれた」など、それぞれの思いを込めて、本の魅力を語ってくれました。
発表後、投票により、1年生の岡村さんが紹介したR・J・パラシオ著『Wonder』が見事チャンプ本に選ばれました。
最後に、吉永図書館運営委員長から発表者に対する講評とアドバイスをいただきました。
次回のビブリオバトルは、後期のはじめに開催の予定です。多数の皆様のご観覧をお待ちしています。
■出場者のお勧め
1. さだまさし著『風に立つライオン』幻冬舎, 2014.
2. 有川浩著『海の底』角川書店, 2005.
3. R・J・パラシオ著『Wonder』ほるぷ出版, 2015.
4. ガース・ニクス著『王国の鍵1:アーサーの月曜日』主婦の友社, 2009.
5. 有川浩著『ヒア・カムズ・ザ・サン』新潮社, 2011.