5月28日、「2016大学生アグスクール」第1講がJA直鞍の方々の協力のもと行われ、本学からは1年生9名、2年生4名、教員1名が参加しました。アグリスクールは、年4講開催され、JA福岡の方々、JAの生産者の方々、他大学(福岡教育大学)の学生など、多くの人と交流しながら農業体験をし、「食」の大切さについて考えていくという活動です。
今年度第1講は、花農家(トルコキキョウ)の見学、ジャガイモ、タマネギ、大根の収穫、収穫した食材を使っての班対抗カレー作りという流れで進められました。花農家の見学では、トルコキキョウは出荷後であったため少ししか咲いていませんでしたが、結婚式で使われる花ということもあり、とても綺麗でした。また、キクやひまわりの箱詰めの様子も見学させていただきました。
ジャガイモ、タマネギ、大根の収穫では、カレー作りで使う分以外にも個人のお土産として沢山収穫させていただきました。収穫する前のジャガイモは、完全に土の中に埋まっているのが普通ですが、私たちが収穫したジャガイモは半分ほどしか土に埋まっていないかったため、土を軽くはらうだけで簡単に収穫することができました。雨の予報のため収穫を実施できるか危ぶまれましたが、無事に実施することができてほっとしました。カレー作りでは、大学も学年も混合のチームで行いました。同じ食材を使っていてもチームごとに味が異なり、食べ比べなどもできて楽しみながら作ることができました。他大学、他学年の人たちと協力して料理をするという体験があまりなかったため、アグリスクールに参加している学生との仲が深まったのではないかと感じました。また、自分たちで収穫したものを調理するという体験を行い、野菜などを作っている農家の方々へ感謝の気持ちを持ちながら活動をすることができました。
第2講は、田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を植えることで巨大な絵や文字を作る、田んぼアートを行います。初めての体験だという学生も多いと思うので楽しみながら行いたいと思います。