Haemonetics社より、奨学資金として25,000ドルをご寄付頂きました。この度の奨学金は、同社ウェイン社長が本学の「災害看護教育」及び「国際看護教育」に共感され、米国本社の社会貢献事業にご推薦くださったものです。
Haemonetics社は、1971年米国マサチューセッツ州エリートドライブにて創業され、同年、成分採血装置を世に送り出されました。1974年から日本への器材提供を開始、1984年には日本法人を設立されました。国内で使用されている血小板の約70%、成分採血由来の血漿製剤の80%は同社の成分採血装置で採血されており、また、国内の臍帯血バンク及び自己血輸血は同社器材が無ければ製剤できないとも言われております。現在は、本社を米国ボストンに置き、世界各国に拠点を持つグローバル企業として血液関係器材に加えて、ソリューションからコンサルティングまで、多岐にわたり躍進を遂げられています。また、同社は本学との関わりも深く、オーヴァルホール建設時にもご寄付を頂いております。
この度の寄付に際し、Haemonetics社より日本法人ウェイン社長、松本セールス&マーケティング部長にご臨席いただき、寄付金贈呈式を行いました。ウェイン社長より目録をいただいた後、浦田学長(当時)より感謝状が送られました。