「日本赤十字九州国際看護大学運営審議会」から答申を受けました

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本学では昨年9月に、8名の外部有識者から構成される「日本赤十字九州国際看護大学運営審議会」を開催し、今後の大学運営及び大学教育の質保証に関する学長の諮問事項について、ご意見、ご助言をいただきました。運営審議会は、本学の現状について客観的に評価し、大学の改革改善を促す目的で設置されたものです。
本学からの諮問事項に対し、審議会会長である谷井博美氏(宗像市長)から、今年1月21日(木)に答申書の交付がありました。答申内容の概要は次のとおりです。

1.看護教育の質の担保と信頼性の高い人材育成(看護教育)を行う単科大学として、赤十字のブランド力を生かした看護学教育の充実・強化を進めるため、本学の看護教育の中で何が優れているかを情報発信していくこと。
2.在学中に学生の語学(英語)能力を上げる具体的な取り組みを行うこと。併せて、学内に英語を活用した教育研究の体制(組織)づくりを行うこと。
3.本学を受験する受験者(個人)に対する広報活動を戦略的に検討し、指定校推薦制度、本学独自の奨学金制度の充実・強化と併せて、広報活動の全体を活性化させること。
4.本学の教員と学生が地域から学ぶ機会を大切にするとともに、宗像市等からの情報を得て本学の学生がボランティアとして地元の活性化につながる各種活動に参加する。この活動を通じて「本学が地域に貢献できる活動とは何か。」を意識して、学生の社会性や卒業後の看護職としての実践力の向上を図る新たな地域との連携を模索すること。

本学の課題(諮問)に対し、具体的な取り組みを示していただきました。
来年度も引き続き、本学の教育研究、地域貢献、管理運営等、幅広くご意見をいただく予定にしています。