知的書評合戦 ビブリオバトル(第1回学内予選会)を開催しました

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2015年7月13日に「ビブリオバトル」を開催しました。ビブリオバトルとは、出場者がおすすめの本を持ち寄り、5分間でその魅力を語って、最後に参加者全員で読みたくなった本(チャンプ本)を投票して決定する書評バトルです。大学生参加の大会が、毎年1回、全国規模で行われています。
今回の会は、「ビブリオバトル九州北部地区決戦大会」(11月開催予定)に出場する本学の代表者を決定するものです。発表者は、1年生の花田さん、藤本さん、政村さん、2年生の吉田さん、3年生の鹿子島さんの計5名です。
5名が紹介した本のジャンルは、哲学エッセイや映画化されたベストセラー、自己啓発書とさまざまで、発表者は、「主人公のひたむきさと、成長する姿に共感した」、「志を貫きとおすには、家族や周囲の人の支えが大切だと分かった」、「この本は、自分にとって生き方の指標」など、それぞれの体験を交えて、本の魅力を熱く語ってくれました。
発表後、投票により、1年生の花田さんが紹介したショーン・コヴィー著『7つの習慣 ティーンズ』が見事チャンプ本に選ばれました。
最後に、吉永図書館運営委員長から発表者に対する講評とともに、本をとおして世界を広げるきっかけとなる3冊の本(大塚義治著『遊歩入夢』、『本棚の漫歩計1、2』)をご紹介いただきました。
次回のビブリオバトルは、後期のはじめに開催の予定です。多数の皆様のご観覧をお待ちしています。

■出場者のお勧め
1. 森博嗣著『相田家のグッドバイ』幻冬舎, 2012.
2. ショーン・コヴィー著『7つの習慣 ティーンズ』キングベアー出版,       2002.
3. 笹原留似子著『おもかげ復元師』ポプラ社, 2012.
4. 有川浩著『図書館戦争』メディアワークス, 2006.
5. 鷲田清一著『「待つ」ということ』角川学芸出版, 2006.