平成27年度アグリスクール第一講に参加しました

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5月30日、2015大学生アグリスクール第一講が、JA直鞍の方々のご協力のもと鞍手町にて行われ、本大学からは一年生5名、二年生7名の計12名が参加しました。アグリスクールとは、JA福岡の方々、JAの生産者の方々、他大学(私たちは福岡教育大学と)の学生など、多くの人々と交流しながら農業体験をし、「食」について考えていくという活動です。
今年度第一講の主な活動内容は、葡萄の袋がけと、第四講で行われるB級グランプリに出店する商品の開発準備として、その話し合いを行いました。葡萄の袋がけでは、そのやり方を生産者の方々が分かりやすく教えてくださり、初めての作業でしたが、徐々に慣れ、数を追うごとに作業に熱中していました。そして、何よりも驚いたことは、広大な面積に育った一つひとつの葡萄に袋がけをするという地道な作業を、ご年配の方々や女性の方々が行っているということです。とてもパワフルで、手際よく着々と作業を進めていく姿にすごく刺激を受ける機会となり、このような一見単純に見える作業工程であっても、生産者の方々の手間と愛情がかかっているのだということを実感しました。
また、その後のJA直鞍の方からのお話では、福岡県は全国第2位の小麦の産地であることも知ることができました。特に、ラーメンに適した麦として開発された「ラー麦」は、福岡のラーメンをより美味しくする特別な材料として用いられているそうです。私たちは、この「ラー麦」を使った商品開発のプロジェクトもこれから進めていきます。
第一講を終え、次回は夏野菜の収穫と、「ラー麦」を用いた商品開発のプレゼンの予定です。今後の活動を通して、皆と楽しみながら多くのことを吸収していく機会になればと思います。