サークルオブピア、宗像市立河東小学校で薬物乱用防止教室を実施しました

小学校内の多目的ホールで実際に授業を行っている写真

小学校内の多目的ホールで実際に授業を行っている写真

 

本学のボランティア活動を行っているサークルオブピアでは、看護大学生ならではの視点を活かして、複数の小学校へ出向き、性教育や薬物の乱用防止に関する教育を行う活動をしています
今回は、宗像市立河東小学校の6年生、90名の児童に対して、看護大学2年生4名が薬物乱用防止教育を行いました。「身近な薬物の危険性を知ろう」をテーマに、薬物が体に及ぼす影響や薬物に対する断り方など、ロールプレイングを用いて授業を展開していきました。薬物の中でも、小学生にとって身近なタバコを例に取り上げ、図や絵、実際の刺激的な写真を用いて説明し、未成年におけるタバコの害や危険性を強調しました。なぜ、タバコを吸うのか、タバコにはどんな害があるのかについて、導入で小学生に質問をして考えてもらいました。そして、私たち看護学生のロールプレイングを通して、タバコの誘いを受けたらどうやって断るのかについて、小学生一人ひとりに真剣に考えてもらい、実演しながらたくさんの発表をしてもらうことで、小学生も様々な意見を共有することができたようでした。また、私たち看護学生にとっても小学生の意見や様子を近くで見聞きすることができる良い機会になりました。
今回の活動を通して、新しく取り入れたロールプレイングが効果的で小学生にも飽きることがない授業展開にできた一方で、限られた時間の中で伝えたいことを伝える難しさを感じました。しかし、授業後のアンケートを通して未成年でのタバコの害や危険性、私たちが一番伝えたかった適切なタバコの断り方などが効果的に小学生に伝わっていることがわかり、嬉しい気持ちもあり、授業を展開していく上での流れを習得することができました。今後も小学校でのピア活動を行う時は、小学生の視点から物事を考えていくことを忘れずに、私たちも楽しみながら授業を実施していきたいと思います。また、更に経験を積み、小学校ピアの教育方法などスキルアップして、後輩にもこの活動を繋げていきたいと思います。