9月28日、本年度第2回目のオープンキャンパスを開催しました。当日は風が心地よく感じられる秋らしい天候に恵まれました。高校1年生から3年生、保護者の方等、約180名にご参加いただきました。皆様、ありがとうございました。
オーヴァルホールでのオープニングでは、浦田学長が挨拶をしたのち、赤十字と赤十字看護大学について説明を行い、続いて学部長が、本学の教育を支える各領域の教員、オープンキャンパスでのキーパーソンである学生ボランティアを紹介しました。最後に教務委員長が、大学で看護学をどう学ぶのかについて、本学のカリキュラムの特徴やディプロマポリシーの紹介を通して説明を行いました。
「入学試験相談コーナー」では、入試の概要に関する質問や、本学を受験する際の対策方法の相談、将来、国際活動をしたい場合のキャリア形成の道についての相談などがありました。また、高校の進路担当の先生からも熱心な質問がありました。入学試験相談コーナーの案内を担当していた学生ボランティアも、高校生や保護者の方へ積極的に声をかけたり、大学生活への相談などに気軽に応じたりしており、学生の視点からの意見は、受験生にとってはお役にたったかと思います。
在学生に何でも質問できる「学生ふれあいコーナー」や、海外研修の「体験発表会」、「献血ふれあいコーナー」の「けんけつちゃん(献血のマスコット)」、「看護体験コーナー」、沖縄の伝統の踊り「エイサー」など、すべて在学生ボランティアによるものです。また、来場してくださった高校生と同じ高校を卒業して、本学で学んでいる先輩学生が担当しているコーナーを紹介しましたので、共通話題が多く気軽に相談できたのではないでしょうか?このように本学のオープンキャンパスでは、自分たちでデザインしたTシャツを着用した在学生ボランティアが大活躍しています。また、災害救援コーナー、救急法ミニ講習会、高機能シミュレーションルームは赤十字の看護大学である本学ならではの企画です。救護服を着てみたいという方も多かったようで、写真撮影コーナーも賑わっていました。本学教員による「看護の基礎・リベラルアーツ」と「国際看護」の模擬授業では、2クラスとも30名前後の参加があり、大学生向けの授業を体験していただきました。
本学の卒業生のためのホームカミングデーでは、これまで以上に先輩たちがたくさん来てくれました。新米パパになった先輩、出産後3か月の赤ちゃんと一緒にベビーカーを押して参加してくれた先輩や本学卒業の先生方などで、とてもアットホームな雰囲気で盛り上がりました。この数年、本学の大学院に進学する卒業生も出てきており、彼らにとっては、高校生と違ったオープンキャンパスの意味があったと思っています。
最後には玄関ホールで、本学のサークル「ゆいまーるのわ」によるエイサーが披露され、息を切らしながら、一生懸命演技している姿は、来学された皆様に感動を与えたのではないかと思います。このサークルは宗像市を中心とする地域のいろいろなイベントへボランティアとして参加して喜ばれています。
先輩たちのいきいきと楽しそうに活躍している姿は、高校生の皆さんの目にも魅力的に映ったのではないでしょうか。赤十字活動への関心をお持ちの方、国際活動へ関心を持っている方、何より看護学を学び看護師をめざしたい方、ぜひ来年4月から先輩たちと一緒に本学キャンパスでの仲間入りをしてください。お待ちしています。