6月21日、今年度もJA福岡中央会、JA糟屋の皆様のご協力のもと、アグリスクールが開講されました。アグリスクールとは、農家の方々との交流を通して、食と農、地産地消について学ぶことを目的として年間4回行われています。参加大学は本学の学生20名と福岡教育大学の学生20名の計40名です。
第1講ではJA粕屋の方々のご協力のもと、田植えと鶏すきの調理、実食をさせていただきました。朝から雲行きが怪しく天気が心配でしたが、雨に見舞われることなく無事に田植えをすることができました。泥に足をとられながらも中腰で稲を植えていくのは思った以上にきつい作業でしたが、皆で笑いながら楽しく植えることができました。なかには尻餅をついて泥だらけになってしまった学生も…。美味しく育ってほしいという期待と終わった後の達成感はとても気持ち良いものでした!
田植えの後、公民館で「日本鶏すき学会」の皆さんのご指導のもと、鶏すきの調理を体験しました。調理の行程で鶏の解体を指導していただきました。なかなか見ることのできない鶏の解体作業は学生にとっては刺激的な体験であったのかもしれません。古賀市の郷土料理である鶏すきは砂糖と醤油を多く使っていて甘辛く美味しかったです。普段、あまり接することのできない農家の方々、福岡教育大学の学生の皆さんといろいろな話をしながら鶏すきを食べて、とても楽しい時間を過ごしました。
多くの学生が参加するなか、JAの方々のご協力によってとても有意義な時間を過ごせました。今後のアグリスクールでも、農家の方々との交流と農業体験を通してより多くのことを学んでいければ、と思います。次回が楽しみです!