タイ赤十字看護大学との交流協定(更新)締結式を行いました

4月23日(水)~25日(金)にわたり、タイ赤十字看護大学創立100周年を記念して、タイ赤十字社総裁、シリンドルン妃殿下(プミポン国王の次女、59歳)のご臨席のもと、第1回赤十字・赤新月国際看護学会(the First Red Cross/Red Crescent International Nursing Conference)がタイのバンコクで開催されました。

2008年12月に両大学で結んでいた国際交流協定が、昨年、5年間を経過し提携期間満了となっていたところ、先般、この看護学会開催の機会をとらえて期間中に協定更新の提案がタイ赤十字看護大学からあり、今回、協定更新締結式を行うこととなりました。

当日は学会日程を縫っての締結式であったため、限られた時間でしたが、両大学の学長による署名交換と挨拶により締結式は無事に終了しました。

締結式に当たり、浦田学長からは、「タイ赤十字看護大学のご協力とご支援もあり、本学の交流協定提携校は、現在、アジア地域を中心に8大学に上り、学生の交換交流も進んできております。両大学は、人間の尊厳と人権を大切にする赤十字精神を持って、長年にわたり看護学生への教育を行ってきております。一方で、両大学は赤十字精神と広いグローバルな視野のもと専門的な技能と知識を持った才能のある学生を養成することが求められています。締結したこの協定に基づき、同じ赤十字精神を持つ両大学間の協力関係が今後もさらに発展することはたいへん意義深いことと思います」との挨拶があり、これに答えて、タイ赤十字看護大学のヴァルンユパ・ロイカルチェロン学長からは、「前回、2008年に国際交流協定を結んで以来今日まで、交流協定に基づき両大学は学生や教員の国際親善交流を行ってきました。ともに、看護教育には長い経験と歴史を持つ日本とタイの赤十字社の看護大学として、今後も様々な機会をとらえて両大学の交流がますます発展することを強く希望しています」との挨拶がありました。

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記:国際看護実践研究センター長 五十嵐 清