看護師としてのコミュニケーション技法を学びました

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2年生が、必修科目「ケアとコミュニケーション」で看護師としてのコミュニケーション技法を学びました。この科目では、ケア場面における援助的人間関係を構築するためのコミュニケーションに関する理論と技法を、講義・病院における学外演習・学内演習(ロールプレイ)などを通して学んでいます。ここでの体験や学びを是非臨地実習で生かしてくれることを期待しています。この講義・演習を受けた学生の学びを紹介致します。

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コミュニケーションは生きていく上、そして私たちにとっては患者さんとの関わりの中で欠かすことのできないものです。この授業では、実際に病院実習へ行き患者さんとコミュニケーションをとった後、疑問が残る場面やうまくいかなかった場面を振り返りながらその場面を改善する過程でミュニケーションの実際を学びました。

私は、患者さんから看護学生の勉強の大変さについての話を持ち出され、日々看護師と接している患者さんに大変さを伝えてもいいのか迷って返答に困った場面を取り上げました。授業とグループでの議論、自己分析を重ねて行くうちにグループメンバーの良いところを見習い、自分なりにより良い受け答えを見出しモヤモヤが晴れていくのを感じました。最終的にDESC法(Describe Express Specify Choose:問題解決をするための話し合いをアサーティブにする方法)を用いて自ら質問を出すところまで行き着くことができました。

当初、初対面の人とコミュニケーションをとることに苦手意識がありました。しかし、自分のコミュニケーションを客観的に捉え、第三者と一緒に分析することで自分の特徴や弱点を見つけることができ、苦手意識が少し薄れた気がします。患者さんを安心させられるようなよりよいコミュニケーションを取れるようになりたいと思います。

2年生 藤井紗也