平成28年度研究計画相談会を開催しました

12月9日、研究計画相談会が行われました。
修士課程1年目の院生10名が、それぞれ研究計画を発表しました。
沢山の教授陣に囲まれる中で発表する緊張感は特別なものでした。発表の最中に言葉が詰まったり、言葉でうまく表現できなかったり、きっと頭が真っ白になってしまった院生もいたはずです。

私自身、教授陣に囲まれた緊張感というものは当然ありました。しかしそれ以上に同級生の存在をとても頼もしく感じました。院生それぞれが面白い研究テーマだと感心しましたし、非常に社会的意義の高い研究を目指している同級生も存在しました。

何より、緊張で言葉に詰まっていた私をそっとサポートしてくれたのは、他ならぬ同級生だったのです。大学院に入学した私の財産の一つは、間違いなく同級生との邂逅であります。日々励まし合い、そして看護の発展に尽くす意志を確かめ合っています。この同級生とならばきっと一緒に修了できると確信しています。

しかし、今のままでは修了はできません。教授陣からの鋭い指摘に対して、言葉で的確に表現できないということは、研究の枠組みが甘く、焦点化されていないことの表れとも言えます。

とはいえ、教授陣の鋭い指摘には愛情がありました。決して研究計画を否定するような意見や指摘はありませんでした。建設的な意見であり、的確な理論に裏付けられた鋭い指摘は、非常に有意義なものでした。特に嬉しかったのは、相談会を終えた数時間後に教授陣から励ましのメールと研究のための添付文書を頂いたことです。まさに本学の総合研究指導体制が充実している所以だと言えましょう。
相談会のおかげで、3月の研究計画書提出に向けてのモチベーションがさらに高まっています。